ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

システムがもたらす恩恵の彼方にある今

生物にとって
今生きているということが成功だ


この成功のために
大きく分類すると
二つの戦略がある


多産戦略と生存率向上戦略だ


多産戦略は
たくさん生まれれば
たくさん死んでも
生き残る個体がいるという計算だ


生存率向上戦略は
たくさん生まれずとも
死ぬ個体が少なければ
生き残る個体がいるという計算だ


人間は後者だ
だから
今生きることを
とても大切にする生き物だ
そのために
生き延びやすい環境をも整備する


快適な環境を模索し
あらゆる手段を講じて死を避ける


生きるために
様々なシステムを維持管理するのだ


五感もそんなシステムの一つだ
由緒ある歴史あるシステムだ


五感をつかさどる神経システムは
哺乳類と昆虫で共通しているというのだから驚きだ
恐竜の時代よりはるか以前の昔から
このシステムが運用されてきたのだ


すなわち
昆虫も生存率を高めようと努力しているのだ
そう考えると
人間の生存率向上能力はすさまじく高性能だ


この高性能を維持すべく
人間は懸命に生きているのだ


今生きている
その背景にある
様々なシステムの歴史に
感謝しなければならない


今生きている
人として
動物として
そして命として


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メモ
東京大学分子細胞生物学研究所のチームが
体性感覚神経回路の構造について
哺乳類と昆虫で共通していることを突き止め
Science誌2017年11月3日号には発表、、、、、
こういった新聞記事を読んだことを思い出し、、、検索して確認。


ありがとうございます。

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