ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

狼と盲導犬と自由の意義


思考する自由があり
妄想があるように
表現の自由があり
失言がある


秩序ある存在は
制限の中にある


その制限を打ち破る力が自由であり
秩序崩壊の力にもなる


この力がないと
新しい秩序は生まれない


よりより秩序のために
秩序の制限が打ち破られる
自由が単なる破壊者ではなく
このような機能があるから
自由が許される


秩序の変遷を大局として眺めながら
自由を操ると
理想が生まれる
しかし
現実には
ただ
息苦しい制約から逃れたく
自由を謳歌したくなる


そんな小さな破壊者としての自由が欲しくなる
そんなところだ


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メモ


いきなり厳しい制約の中に入れられると
その制約に息苦しさしか感じずに
その制約から逃れたくなる


しかし
だんだんと制約を厳しくしてゆくと
なんとなく厳しい制約も
当たり前のことのように
受け入れられるようになったりする


それを外から眺めると
「なんで文句も言わず従っているのか」
という事になる


狼には
盲導犬の気持ちは推し量れない
、、、きっと


狼は狼なりの自由と制約をもち
盲導犬は
盲導犬なりの
自由と制約をもっているのだ


息苦しさを感じては自由を求める
このような
秩序の不条理を緩和するのも
自由の意義のひとつであろう

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