ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

生命活動の存在の起源について

無為自然を
極端に解釈すると
生命力のない
純粋物理学的な世界になる


そこには
肉体も
感情も
思考も存在しないはずである


しかし
デカルトは
思考が存在し続けていると
思考実験の前提を覆し
無為自然の中に思考をポツリと描き出した


思考ばかりではない
生きているということは
無為自然に
さまざまな手心を加え
そこから浮き立つ事だ


手心を加えるシステムが生命であり
生命ごとに
無為自然に手心を加え続けている


このように
生命は
手処を加える形相としてのシステムであり
このシステムの複製が
生命の存続の肝となっている


無為自然のキャンパスに
生命の刻印を刻み続けるために
刻印を形成し続けている


無為自然の原料を
加工し続けている


内的には
この過程がスムーズに進行すれば
上手ということになり
スムーズでなければ下手ということになり
外的には
この過程を妨害する存在は悪であり
促す存在は善ということに判断する


無為自然に手心を加える
この過程が
様々な観念をも生み出し続ける


能動により
生み出し続ける


既に存在している絶対的なものを受取るのではない
手心を加える過程として
様々な存在を生み出し続ける

×

非ログインユーザーとして返信する