ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

トリプルワールド35


「世界」という言葉と
「地球」という言葉にニュアンスの違いがある


「家(ホーム)」という言葉と
「家屋(ハウス)」にも似たような違いがある


前者では
家族という表現にみられる
人の営みを加味したニュアンスもあるが
後者でも
それを排した感がある


だからだろう
「全世界」という言葉があっても
「全地球」という表現は奇異に感じる


世界は複数存在してもよいが
地球はひとつだからだ


地球や家屋は空間に傾倒した表現であり
数えやすい


これに対して
家や世界は空間のみならずその中の反応をも射程に入れているので
この反応の違いがあれば世界は異なる存在としてカウントできる
だから
数える基準かかわれば
数えた結果が変わって来し
同じ場所でも
違う世界が展開できることになる


このため
空間を基準にすると
反応世界が多重に存在していることになる


同じ場所で
ダブルスタンダードが併存するということだ


世界が重複するので
悪と膳が混在することになる



一般的に
反応には濃淡があり
この濃淡で中心と辺縁を仮想できる


世界の中心と辺縁だ


その辺縁の外側に異端がある


その世界を維持するために
必要な反応が大きく多いほど中心であり
これが少ないほど辺縁ということになる


さらには
その世界を破壊するような反応が
異端な反応ということになる


1+1=2である世界は
1+1=3である世界と
潜在的に競合し続けている


1+1=2が善であり
1+1=3が悪であり異端であることにより
存続している世界が存在する


1、3、2、4・・・と数える世界が
存在していない理由は
1、2、3、4・・・と数える世界により
排除圧が働いているからだ


自由は
世界により抑圧されている

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