反応を積み重ねながら
過去が未来へ変換されてゆく

このような変換が連なって循環していると
過去は未来において再現され
この循環が螺旋を描きながら未来へと保持されてゆく

この循環にとって
この循環を促す過去は良い過去であり
この循環を阻害する過去は悪しき過去である

良い過去に存在した反応は
良い反応であり
悪い過去に存在した反応は
悪い反応である

過去の顛末から
知識が生まれ
これらを応用して
未来を導く技術が生まれる

技術は
もたらされるべき未来により磨かれる

予定されている未来が
より確実に実践されると
良い技術ということになる

生命の身体は
その大きさの中に
良い技術が詰め込まれて
それを実践している

そして
不完全ながら
その身体の外部に向かって
環境を変える技術を
実践している

身体の内部は
予定通りに進み
身体の外部は
予定通りにはなかなかならない

備わった技術に応じて
生命が
活動を循環させている