ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

 動的秩序は規則的反応の調和的集合体。ルアーは反応をもたらす物質の最適化の象徴。情報の流れの中で規則と調和が繰り返えされる。

昨日という檻の中で明日を夢見る

檻の中のライオンを檻から出すときは
すこぶる危険だという


井伏鱒二の『山椒魚』に出てくる小エビのように
狭い檻の中が終の棲家に思えてくるのだろう


今日と違う明日に不安がつきまとう
そして
昨日と違う今日に不満が沸き上がる
同時になぜか
昨日と同じ今日にも不満が沸き上がる


不満ではなく喜びが沸き上がることもある
昨日と同じでありがとう
昨日と違っているからありがとう


感謝と不満の分かれ道には何があるだろう


一概には言えないけれど
生き易さが上がるか下がるかということだろう
昨日と同じにしていれば
生き易さは下がらない
無事に明日が来るに違いない


前例は踏襲される
前例があれば安心だ
それでも
「このままでいいのだろうか?」
ふと、気の迷いが生まれてしまうのはなぜだろう


基本、前例を踏襲する
その中で異質化した何かが前例を打ち破る
異質なるものは失敗して泣きを見ることがほとんどだろう
前例には長い歴史の裏打ちがあるのだ
練りに練られたシステムだ
しかし時として
異質なるものが目覚ましい利益をもたらす


進化だ
一つの異質が
次々と既存の前例を評価し直す
大きな異質の成功は
次々とドミノ倒しのように
既存の秩序を組み替える
そして
新しいシステムが現れる


異質へのチャレンジは賭けである
きっと
異質なるものを導く者は
馬鹿であったり
天才であったりするのだろう


普通が安心だ
しかしということか
向上心が備わってしまった人間には
実は少し難しいから厄介だ



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