機械の設計図と
出来上がった機械には
対応関係がある

夢と
実現した夢にも
対応関係がある

法律と
法律を順守した世界にも
対応関係がある

ところが
対応関係に不一致が現れることがある

壊れた機械や
叶わない夢や
違法行為がそれだ

このような不完全な対応関係の中から
次の時代の完全な対応関係が
もしかしたら進化してくるのだろう

今までにない対応関係の義務化が進み
今までにない因果関係が現れ
それが
確固たる因果律へと成長するのだ

新しい言葉が
次々と生まれる
忘れられてゆく

文字と発音と意味の対応関係が
現れては
消えてゆく

現れる時には
聞き手にも果たしてにも
対応関係を形成する因果律が成立しているのだけれど
どちらかに
この因果律が欠落すると
言葉は衰退する

機械
夢
法律
言葉

人間は因果律を創生し
様々な対応関係を形成しながら生きている

意識的にせよ
無意識手に似せよ
因果律を操る修正を身に着けた人間の特性なのだろう
祈れば
それが叶うと信じてみたくなる