ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

対応世界:存在の単位


存在として認識されるためには
その存在が
時間を超えて存在しなければならない


一過性の存在は
存在として名付けられないからだ


太陽も
月も
お星さまも
ハエやカも
人間も
昨日存在していたし
今日も存在している
だからきっと
明日も存在する


台風も
毎年発生して消えてゆくので
存在として認識される


祈りも
夢も
熱心になったり
醒めたりしながらも
存在し続けている


存在は
それぞれに
変化し動きながらも
基本的に同じような状態を維持している


原子も
何かもっと小さなものが規則的に動くことにより
維持されているらしい


同じ動きをしながら
時間を経過しても
同じ存在が存続してゆく


このようなからくりには
様々な種類の動きがあるようだが
まとまりとして同じ動きを繰り返す存在が
存在の単位として認識されている


昨日と同じルーティンが
今日もまた存在するのだ


そして
きっと
明日もまた
同じルーティンを繰り返してゆくのだろう


いつものルーティンばかりではなく
そこからは外れた失敗や成功も混じりながら
時間は進んでゆくの
全く同じ機能や明日なのではないのだけれど
大方のルーティンは
明日へ引き継がれてゆくので
私も明日存在できるのだろう

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