ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

 動的秩序は規則的反応の調和的集合体。ルアーは反応をもたらす物質の最適化の象徴。情報の流れの中で規則と調和が繰り返えされる。

文字世界における還元と統合

「十」は
形態としては
「一」と「1」を合成した文字だ
しかし
意味においては
「一」と「1」を合成した意味ではない


意味世界と
形態世界は
別々に還元され
意味と形態の関係は還元された世界では
ご破算となる


文字は
ひとつの線としての部品では
意味をなさないということだ


未完成な文字は
無意味でなり
完成したとたんに
意味が発生するということだ


しかし
「森」「林」「木」の関係は大変興味深い
木がたくさんある林
木がもっとたくさんある森
というように
「森」における「木」が形態としての部品であると同時に
「森」における「木」が意味としての部品にもなっている


魚辺も魚の種類を表す漢字も同様だ
鯉(コイ)とか
鯖(サバ)とか
鰯(イワシ)とか
「なるほどな」と思わせてくれる漢字がたくさんある


ただ
これらの漢字も
一画ごとにまで分解してしまうと
意味は消滅する


「はらい」「はね」等々
一画のそのまた部分になればなおさらだ


以上のように
文字の部品としての線は還元的であり
文字の意味は部品としての線の統合的表現物である


無意味な直線や曲線が組み合わさり
意味を知覚させるに至る世界が文字の世界だ


文字を書く時
まず全体をイメージして
部品たる線を描く


この全体イメージがなく
ただむやみに線を引くと
意味をもたない文字を創る羽目になる


きわめて統合主義的色彩が強い世界が
ここにある


ーーーーーー
メモ


自然科学は
とかく物事を分解して理解する


そして物事に共通する法則を見つける


文字世界を自然科学に供すると
「世界は線からできている」
というような法則を見つけるようなものだ
そして
線の種類を分類し定義が試みられ
様々な学説が提唱される
また
どのような線の組み合わせが多いか
などの分析もされ
文字成立の必然性を説明する学説が試行されるかもしてない
さらには
これらの学説の応用として
新しく通用しそうな文字の提案もなされるかもしれない


例外探しもなされよう


点字の点は線の一類型であるか
それとも線は点の連続であるのか議論され
「世界は線ではなく点からできており点の連続が線である」
というように文字世界の法則に修正が加えられるかもしれない


たかが文字である
されど文字である


漢字
ひらがな
カタカナ
ハングル文字
アラビア文字
アルファベット
言語ごとに個性がある文字が
たくさん取り揃えられている


このようなそれぞれの言語らしさ個性は
言語による統合主義的要請により文字が形成されているからだろう


全体が部分を支配している世界が
ここにある



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