ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

触媒と必然:触媒にが広げる世界の環


言葉の字面と
言葉としての発音は
時空の世界では
全くもって異なる存在だが
言葉の世界の仲介により
同じ存在として認識することができるようになっている


「存在」と“そんざい“という発音は
同じ意味を共有しているからだ


意味を共有しているから
別々の時空的な存在が同じになるということだ


この様に
時空世界と言語世界が接触して
必然的な関係が形成されると
世界が連なる


字面の世界
発音の世界
意味の世界が
三位一体となって
より大きな世界を創り上げている


このような大きな世界の礎には
人間の触媒作用がある


特定の字面を
特定の発音や
特定の意味に変換する触媒作用を
人間が負い
その特定された言語世界を
偶然のものではなく
必然のものとして
維持しているのだ


物自体の世界と
心の世界の間にも
人間の感覚や知覚が触媒して融合し
悲しい現象や
美しい風景が
成立している


手足といった物自体と
心の世界も
神経系などの触媒により結ばれ
より大きな世界が成立している


世界広さや大きさは
触媒能力によるのだろう


触媒により成立する世界の形も
触媒能力によるのだろう


世界は接することで
世界を広めている


だから
まだ見ぬ世界の果てには
また別の世界が接していると思うのだろう


世界は
手と足のような強い連なりの中で閉鎖しながらも
その外部に接し続けているのだ


時空世界は
重力電力磁力等々
様々な触媒作用に満ち満ちているようだ

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