ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

妄想と現実:妄想と現実と感情と


何かの競技に勝利したり
人から誉められたりするような楽しい妄想もあれば
何かの災害にあったり
暴漢に襲われるような恐ろしい妄想もある


現実が楽しい妄想に近寄ったり
恐ろしい妄想から遠ざかると
嬉しく
逆に
現実が楽しい妄想から遠ざかったり
恐ろしい妄想に近づいたりすると
悲しい


私の意識のどこかで
妄想と現実が出会う場があり
そこで感情が生まれているようだ


妄想と現実が出会わなければ
もしかしたら
感情は生まれないのかもしれない


何の妄想も持ち合わせない
思い入れが何もない現実に向かい合っても
感情は生まれないに違いない


妄想ばかりが巡り巡り
現実に目を向けなければ
大きな喜びも
大きな悲しみも現れない


それでも
楽しい妄想をしている時に
その妄想を中断せしめられれば
憤慨し
恐ろしい妄想に襲われている時に
その妄想が中断すれば
ホッとする


このような感情の動きから
妄想こそが感情の生みの親だと思われてくる


まあ
妄想も現実から生まれてくるところがあるので
現実は
感情の爺婆ということになるのか


いずれにせよ
楽しい妄想は生に結び付き
恐ろしい妄想は死に結び付いていることが一般的で
感情と一体となった妄想が
生きる力になっているようだ


こうした方が良い
こうならない方が良い
そんな指図を
妄想と感情から与えれているということだ


この指図が現実にぶつかり
現実を変えてゆく


DNAの指図が
現実を変えてゆくのと同じ構図だ


指図の中に生命現象が存在している


現実には受け入れらないような大きな夢では
すぐに打ち砕かれ淘汰されれてしまう


小さな妄想が
小さな喜びを運んでくれる


そんな現実に洗練され
現実的な夢を描く何かの指図により
妄想や
DNAが躍動している


大きくなりすぎない
現実的な夢の中で
何かが何かを触媒しながら
指図している

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