ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

局在と遷移:人間の自由と言葉の制限


言葉は
人間より偉くなければ
人間の自由を制限できない


そんな言葉を
人間は作り続ける


人間は
人間より偉い存在を創りたがる生き物の様だ


その偉い存在の下に
人間を配することにより
社会が成立している


社会の言葉の支配下に
私があるということだ


それでいて
私は
私の言葉の支配者である


私と言葉の関係は
相互支配の関係にある


このことは
人間より偉い存在の支配下にありながら
その偉い存在を支配したいとも思っているようなものである


私のためになる偉い存在を希求するということだ


その偉い存在が私の好みでなければならない
といったぐらいのわがままは認められると思っている節がある


神様も私好みなものがいい


このような思いを完全に抑え込む形で
人間より偉い存在が社会を圧巻している世の中では
それに対する不満が
ルネッサンス人間復興を叫ばせるのだろう


法律は私より偉い存在だ
国も
地方も
私より偉い存在だ


でも偉すぎては人間抑圧だ


言葉は
私を支配する


そして私はそれを疑う

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