ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

 動的秩序は規則的反応の調和的集合体。ルアーは反応をもたらす物質の最適化の象徴。情報の流れの中で規則と調和が繰り返えされる。

「わたしたち」「あなたたち」の観念的かねめとしての「わたし」


言葉を覚え始めた子供は
自分のことを
「わたし」とは表現しない
むしろ
表現できないのだろう


言葉は
真似である


素直に真似することができない言葉は
覚えるのが遅くなる


言葉を覚え始めた子供に
指をさし
「これは〇〇」
「これは△△」
と〇〇や△△という言葉を教えたりする


その際
「チコちゃん、これは〇〇」
などと言いながら〇〇を教えたりするから
子供は
自分を
「わたし」ではなく「チコちゃん」と
素直に真似して表現するのだろう


「わたしのことを『あなた』と呼んで
 わたしもあなたを『あなた』と呼ぶから」


このような『あなた』も
子供にとっては
なかなかの難問なのだろう


なんとか
「わたし」や「あなた」が理解できたら
今度は
「あなたたち」を覚え
「わたしたち」を覚えられるようになる
そして
「わたしたち」により
「わたし」と「あなた」が同一なものとして
認識しえるようようになる


「わたし」と「あなた」の
何が同じで
何が違うのかを
ちゃんと把握して
「わたしたち」を覚えるのだろうか?
それとも
まったく同一なものとして
「わたしたち」を覚えるのだろうか?


「あなた」と「わたし」を
把握した上の「わたしたち」なのだから
ちゃんと異同を把握したうえでの
「わたしたち」に違いない


異なるものを
同じものとして扱う


「わたしたち」
かけがいのない自分自身を
他人と同じものとして扱わせるよう仕向ける力がある
この魔法の言葉により
わたしたちはどこへ向かってゆくのだろう


ーーーーー
メモ


「わたしたち」の外に
「あなたたち」をつくると
目に見えぬ
境ができる


「大切なものは
 目には見えないものだよ」


星の王子様が探すたいせつなものではないかもしれないが
言葉たちが
目には見えない橋や壁を作ることがある


ベルリンの壁を壊すように
努力を傾けないと崩れない
目に見えない壁を
言葉たちが
知らず知らずに形成している


誰かが意図したものであることもあり
自然に形成された人間の性であることも
あるのだろう


争いを生む壁は
無いに越したことはない


壁を壊し
明日へと橋を架ける努力が
望まれよう


ありがとうございます


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