ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

予定と実践:調和への予定があり実践が促されている


環境からの恵みに首を向け
環境からの禍に体を隠す


多くの動物が
この様に環境と付き合い
その生を紡いでいる


概して
生き物は環境との調和を予定して生まれてきて
調和する局面において環境と積極的に接し
調和しない局面において環境に対し消極的に接するのである


環境とこのようにうまく接するために
動物には感覚が用意されており
積極的になるべき局面であるや否やを知覚できるようになっている


そして
予定調和を実践すべく
神経系と筋肉系を駆使し
うまく実践できた時には
喜びを感じ
失敗すると悲しくなるといった感情も用意されている


すなわち
感覚は予定調和への道しるべであり
筋肉は実践部隊であり
感情は実践の評価機構である


予定調和という形而上に向け
各形而下が連帯して身体が維持されているのである


満足は
予定調和の実現により得られるのである


美味いものをたらふく食べた時の満足感は
予定調和が埋め込まれているからこそ生まれるものなのである


美味いものをたらふく食べたいという欲求がなければ
この満足感を得られないのである
それは
まことに寂しいことである

×

非ログインユーザーとして返信する