予定と実践:理不尽と不条理に囲まれている運命
環境は理不尽であり
不条理にできている
環境は
理屈を通してくれないのである
だから
環境に対して
道理をもって説得しても仕方がなく
「明日天気になあれ」とばかりに
テルテル坊主をつるして
祈るより仕方がない
かといて
人間社会は
合理的にできているかというと
そうでもない
不条理に満ちているからである
道理をもって説得しても
別の道理で反論され
先の道理はどこかへ投げ出され
その道理で守られるべき人々は
不条理な社会を生きる羽目になる
そんな社会に対して
闘うならば
そこに争いが生まれ
諦めれば
社会は理不尽な環境に対するのと同じく
祈る対象となる
かくして
私も
理不尽と不条理に囲まれて
生きる羽目になる
誰もみなそうである
「理不尽だ」
「不条理だ」と嘆いて逃げていても
それまでである
闘うか
祈るかしなければ
前には進めない