ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

予定と実践:不同なるを求めて浮遊する魂


意識は
状況状況で変化してゆきながら
最適を求めている


意識は
同一性を保つことよりも
状況に応じた変化が求められているのである


そんな意識が行う理性的活動も
当然に変化を求めているところがある


そんな理性が
不同なる普遍性を求めて探索を勧めるので
苦労が絶えない


そして苦労の末に
不同を求める理性は
不同なる法則を外部に求めようとする外向的探究と
生命を維持しようと
沸き上がり鼓動する主体に不同を求めようとする内向的探究とに
引き裂かれてゆく


引き裂かれながらも
なお
その両方を中間から眺め
あちらに偏ったり
こちらに偏ったりしながら
理性が揺れ動き
中間管理職の様な葛藤を繰り返しているのである


組織の上に立つほどに
組織の法則としての外部を
意識の主体が意識するようになるのも
一つの変化である


信号を無視する猫や幼児と異なり
大人は
信号を守るのである


茶道や華道に通じれば通じるほどに
作法を順守するようになり
宗教に傾倒すればするほどに
戒律に敬服するようになる


意識は
状況状況で変化してゆきながら
最適を求めている


不同なる最適をどこかの局所に求めながら
それを中心として
周辺を浮動させてゆく


その中心が
心の拠り所ということなのだろう


心の拠り所がしっかりしていると
立派な人になり
心の拠り所があいまいだと
自由な人となる


どちらが良いのだろう?


意識は
状況に応じて変わり続ける

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