ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

 動的秩序は規則的反応の調和的集合体。ルアーは反応をもたらす物質の最適化の象徴。情報の流れの中で規則と調和が繰り返えされる。

外部に依存して増殖するシステム


iPS細胞のすごさは
生き続けること
それと
さまざまな機能を発揮する秩序性にある


まず生き続ける能力について


普通の細胞は
身体から切り離されてしまうと
整えられた培養液の中で大切に育てられても
しばらくすると死滅してしまう
細胞分裂して
細胞が増える数よりも
死んでしまう細胞が多いからだ


出生数が死亡数より少ないと
人口が減少して
それが続けば人口がゼロになるようなものだ


このような能力は
癌細胞にもある


癌細胞にはなくて
iPD細胞にあるのが
さまざまな機能を発揮する秩序性だ


心臓の筋肉細胞になったり
網膜の細胞になったり
毛根細胞になったりするのが
iPS細胞だ
癌細胞は
様々なたんぱく質を合成しているけれど
小さな子供の迷惑なお手伝いのように
何もかもが中途半端で終わり
心筋細胞のように
周囲との協調して収縮したりすることができなかったり
髪の毛の成分を合成できても
それを線状に連ねて髪の毛にしていくことができなかったりする


iPS細胞は
何時までも中途半端なお手伝いしかできない癌細胞とは異なり
培養液の条件をうまく整えてゆくと
きちんとした仕事を完成できるようになる


癌細胞も
iPS細胞も
基本的に同じ遺伝子を持っている


情報をうまく使うということは
意外と難しいことであるこの証左だ


できるはずのことを
できないままでいることが
実は
大変多いのだ


まだ
何かできることがあるらしい
そう思わなければ
年を取るばかりだ


ーーーーーー
メモ


増殖する機能を
内包しないシステムは
崩壊寿命を超えて存続しない


周囲から求められる機能を
発揮できないシステムは
周囲への依存を遮断される可能性が高く
その遮断の程度により
増殖による存続が危ぶまれることになる


癌細胞は
周囲の血管などから
豊富な栄養や酸素を搾取して増殖し成長する
健康体でも
増殖性の高い細胞が生まれることもあるけれど
たいていは
栄養や酸素の搾取経路を作れずに
死滅する運命を辿ることになる


生きているということは
生きる術を確保できた成功者だ


外部に依存すべきを確保し
増殖できる秩序を維持できる
成功者だ


iPS細胞は
有用な機能発揮能力により
外部への依存を確保している


外部から大切に保護されながら育てられつことにより
外部への依存を確保している


社会への貢献が
社会への依存を可能たらしめているような光景だ


まだ何かできる


その気持ちが大切だ


ありがとうございます


×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。