悪徳と正義:正義論の相対性について
正義論を振りかざすのは
動物の感情表現のようである
悪徳を責める言説は
威嚇表現であり
善行を褒める言説は
友愛表現である
そして
異なる正義を議論するのは
争いであり
同じ正義に共感するのは
協調である
だから
同じ正義の中に安住してるのが
安心ということになる
正義へ服従するのは
こうした事情によるのだろう
威嚇ばかりしていては
良きペットにはなれないのである
言いたいことがあっても
ちょっと威嚇して立ち去るのが
良きペットの慣わしである
嫌なことがあったら隠れ
ほとぼりが冷めるのを待つのも
同様である
そんなペットに
「さっきの態度はなんだ」と叱るのは
野暮チンである
友愛の中で
絆を深めるのが良い飼主なのである
すれば
正義論より友愛が大事ということになる
正義も
法律も
刑罰も身内には甘くなるのである
スピード違反をした政治家や芸能人に対して
紋切り型に違反切符を切るのが良い警察官なのか
それとも
大目に見るのが良い警察官なのか
意見が分かれるところなのかもしれません
もし私が警察官だったとしたならば、、、
誰とは言わないけれど
あの人には切符を切れないかもしれません
その方には
とても威嚇などできないのです