ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

 動的秩序は規則的反応の調和的集合体。ルアーは反応をもたらす物質の最適化の象徴。情報の流れの中で規則と調和が繰り返えされる。

記憶された過去という存在たち


「おはよう」
そう呼びかけると
「おはよう」
と答えが返る


こんな単純なあいさつの中にも
人間の幾多の機能が様々に働いている


声の質
顔の表情
反応の速さ遅さ
間合い等々


これらが読み解かれる


そればかりではない
個体識別がされ
以前の「おはよう」と比較がされる


以前の「おはよう」がきちんと記憶されている
そのうえで
その個体の個々の「おはよう」が統合され
その個体の総合的な「おはよう」のイメージまで用意されている


わたしの「おはよう」は
どのようなイメージとしてほかの人たちに持たれているのか
そんなことも考えながら
「おはよう」とつぶやいてみたりもする


すがすがしく
うつくしい「おはよう」に
沢山出会いたい


そう思いながらもう一度
「おはよう」と声に出してみた


「おはよう」
もう一度やり直して声にしてみた


ーーーーー
メモ


科学研究の基本は
観察を積み重ね
観察されるさまざまな現象の中から
統合しうる現象を見出し
それを確知してゆくことにある


いつもと同じような現象を観察していても
「あれ、おかしいな」と気づき
それを突き詰めて新発見に至ることもある


何気ない「おはよう」の繰り返しの中で
人は何かを感じあいながら暮らしている


いつもと同じことの重要性も
いつもと違うことの重大性も
繰り返しの中で現れる存在だ


皆と同じである重要性も
皆と違うことの重大性も
おなじように
繰り返しの中で
熟成していく存在だ


人は記憶を
大切にする生き物だ
記憶を頼りに
同じことを繰り返す生き物だ


記憶は
便利な道標であり
恐ろしい道標にもなる
そんな両義的存在だ



×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。