ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

自然を歪め、命を育む系譜


自然体でいるということは
生きている状態を
前提としている言葉に聞こえる
しかし
死んだ状態のほうが
ある意味
より自然な状態だ


無理をせず
なすがままにされている状態を自然というならば
死んでいる状態のほうが
より自然体であるという意味だ


死ぬことを
自然に帰ると表現することがある所以であろう


逆に言えば
自然に逆らうことが
生きているということになる


自然の流れを歪め
生命の流れに代える力が
生命力ということだ


どのように自然を歪めれば
より効率よく生命力を強くできるか?


生命が根気よく試し続けている重要課題だ


ーーーーー
メモ


生きている自分が
自然である


そう考えているから
生きている自分を阻害するものを
理不尽と思ってしまう


自然に逆らい
歪めているから
自分がある


そう考えれば
理不尽なのは自分であることを
理解できることになる


歪むことにより
生きているのだから
歪み続けるより
生き続けるすべはないのだ


それぞれが
歪みたわみ
たまたまその歪みがうまくかみ合うと
調和が生じたりする


それを楽しむと
生命力が活気づく


そのようにできているらしい


いかにうまく歪み
より多くのたわみと調和するのか?
この疑問の答として
自然淘汰により洗練された歪みが
選択されてきた


自然が淘汰され
歪みが選択されているのだ


その結果として
生命は
その歴史において
エントロピーを低下する活性を
存続させ続ける系譜を
発展させ続けてきた


上手に歪みながら流れる川が
美しい

×

非ログインユーザーとして返信する