ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

支配を育む土壌は肥沃である


なぜ暴力か?


サルも
自分が他者を支配する結果を導く暴力が
好きのようだ


ただ支配の構造は
暴力ばかりでは維持できない


飴も必要だ


資本家が労働者を守るのは
支配構造を維持するためでもある


この努力により
労働者は守られる


労働できないものを守るのは
政治になるのか
家族になるのか


飴が尽きると
鞭を振るしかなくなるのか心配になる


鞭もふらなくなれば
放棄になる


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メモ


人の秩序は
その秩序を構成する人を守らなければ維持できない


秩序を守る人だけを守ると効率がよいから
秩序に与する者には飴を
秩序を害するものには鞭を与えることになる


結果として
人を区別することになり
不平等が生じ
不平が現れ
紛争に至る


だから
飴をたくさん収穫できる秩序は
飴をたくさん広く配れるから人気がある



人間とその配下の動物の関係は
人間があからさまな飴や鞭を
多用する関係にある


餌をもらえなくなった家畜は
自然に還れると喜ぶだろうか?


細胞に栄養と酸素が行き渡るように
私は栄養を取り呼吸をし
懸命に私の身体の秩序維持に努めている



意識しなければできないことは
本物ではなく偽善かもしれない
それでも
偽善が続けば
いかにも本物らしくなる


皆が「当たり前だ」と思うようになるということ
それが必然だ


電気や水の供給
物や人の簡便な移動は
もはや社会の必然であり義務になった
はじめから必然ではなかった
協調して苦労して維持している必然だ


このような必然は
教育や調教の肥沃な土壌であり
秩序のおおきな求心力だ


都会には
田舎にはない当たり前がたくさんある
その当たり前に人が群れ
さらなる当たり前が創造されてゆく


自然が提供している当たり前よりも
人が人に提供している当たり前が
人には心地よくできている

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