ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

双方向アルゴリズム


私が言葉を支配するために
私は言葉に支配されなければならないだろう


言葉が私を支配するために
言葉は私に支配されなければならないだろう


このような相互支配の構造のなかにあって
支配されたくない部分は
支配せずにおかなければならない
・・・のだが
自分を棚に上げて
いいとこどりをしたくなる


それを許さないのが
世間の目であり
それを許すのも
世間の目である


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メモ


相補的関係が
言語と言語使用者の間にあるように
インターネットとネット利用者の間にも
相補的関係があり
この相補的双方向アルゴリズムの調和が
一体感を醸し出す


私の一部が
言語化された私であり
そのまた一部がネットに乗る
そして
乗っかった部分での一体感が
双方向アルゴリズムの中で
こだまして調和を奏でている
このように
私の内部の一部分と
私の外部との間で生じた調和の片隅で
この調和からあえて外した私の一部が
調和から引き裂かれ孤立する


このような
私の内部矛盾が私の中で顕在化すると
私の中で不平不満や困惑が湧き上がる


これらを
外部に隠し通せるものなのか?
外部にあらわす必要があるものなのか?
隠す方向でまず私の中で
調和が図られる


世間が負っている役割を
私一人でやるのである


様々な世間様があるように
様々な私が現れる


このような多様をまとめあがるのは至難の業で
完全な調和は求められようもない
それでも
まずもって
無理筋でも調和をよしとするように考えてる
これは
進化の歴史が授けてくれた
生命の本能だろう


アルゴリズムの調和がないところには
争いも生じるすべはない

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