ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

 動的秩序は規則的反応の調和的集合体。ルアーは反応をもたらす物質の最適化の象徴。情報の流れの中で規則と調和が繰り返えされる。

吾輩の名前は。


吾輩は猫になる
という夢がある


飼い猫がいい
できれば優しい人に飼われたい


猫になった吾輩の名は
「ドードル」
自分で名前をつけてみた
「いたずら書き」の意味だ


名前をつけると
吾輩はすっかり猫になった気分になれた
言葉の世界で猫になったのだ
そして名前の自慢もしてみせた


言葉はなんと便利なものだろう
思いのままだ
すべては吾輩の思いのままだ


庭の木に登り横に伸びた枝をつたわり屋根に登ろう
それから屋根の頂上を縦断し隣の家の屋根に寝そべり昼寝をするのだ
暖かい太陽が吾輩を照らし
のんびりとした風がひげを揺らしてくれている
吾輩は目を細め
ゆっくりとしっぽを縦に3度ふってみた


吾輩の名はドードル
猫のドードル


猫の、、、
優しい人に巡りあ、、、い、、、
しあわ、、せ、、、、な、、、
ドー、、ド、、
ル、、


本当は
名前はどうでもよかった
言葉ではではない本物
本物の猫になりたかったのだ
飼い猫がいい
できれば優しい人に飼わてみたい


猫になる猫になる猫になる猫になる猫になる猫に、、、優しい人に、、、、


百回読めば自ずと意が通じる
ならば
百万回言葉に出したら叶うだろうか?


言葉には限界がある
誰もが知っているこの真実の中で、、、、悲しく
吾輩は猫になる


そして考える


始めに身体ありきだろうか?
それとも
始めに言葉ありきだろうか?


動物のことば


細胞のことば


遺伝子のことば


はじめから「猫になれ」と
様々なことばを聞きながら育ったとしたならば
吾輩も猫になれたのだろうか?


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