ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

損得の天秤の揺れ戻し


まったくもって不足なく生きている人はいないだろう


かかえている不足を忘れていたり
重大と感じない場合は何でもないが
その不足が大きく頭の中で膨らむと
いたたまれない無気力に襲われることがある


そんな時でも
周りは見渡せば
いつもと変わらない風景だ


それだけに
自分だけ
その景色の中に
いつものように入ってゆけず
おいていかれた気分になり
さらに落ち込む


悪いことに
この気分から
釣り上げてくれる何かを
ただひたすら待ちわびる
探すのではなく
なぜかひたすら待ってしまう


なぜか待りぼうけている
なぜか?


きっと
逃げるのではなく
その不足している何かと
しっかり対峙しなければならない時があるのだろう
対峙して自分を見つめなおして
整理しなければならない時だと
誰かが教えてくれているのだろう


ーーーーーーー
メモ


決断して
その時は
不足しても良しとしたものがある
その良しとしたものを
良しとしたくなくなる時があるから困る


「得るものがあれば失うものがある」
そう諦めて
失うことを良しとした時点に戻ると
得るものは大きく
失うものは小さいと考えていた
それが
得たものが些細に思え
失ったものが膨大であると感じてしまうのだ


このような状況で
失うものを追いかけることにしてしまい
得たものすら失ってしまうと目も当てられない


だから・・・迷う


道が分かれたところに戻り
もう一度やりなおそうか
振り返らずに進もうか
迷ってしまう


今年の干支はイノシシだから
どうなろうが
今の道を進むのもよいだろう

このさしたる根拠もなく
また踏ん張ることにするのも良いだろう


「どうころんでも
 どうせ何かの損を蒙るのだから」
そう前向きに諦めて
今の自分を進んでゆくのも
「自愛する」ということなのだろう

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