ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

無謀と勇気の競演を見守る「その他大勢」


無謀と勇気は
表裏の関係にある評価にまつわる言葉だ


評価は気楽だ
そして
万人に開かれている


挑戦を見守り見守った人に
評価する機会が開かれている


挑戦者自身も自己評価の渦の中にある


挑戦前に
無謀なのか
無謀でないのか
悩みながら挑戦の舞台に立つ


この悩みが深いほどに
挑戦の舞台に上がる勇気が試される


厳しい挑戦であればあるほど
挑戦者の中で
無謀と勇気が
混ざりあい
区別ができない程に一体化しながら
挑戦の舞台に立つことになるのだろう


無謀と勇気は紙一重というよりは
むしろ
一体化している


紙一重で分離してゆくのは
無責任な傍観者の仕業である


無謀と勇気を
気楽に裏と表に分離してしまう



結果は挑戦に区切りをつける


挑戦の数だけ区切りができる


小さな区切り
大きな区切り
区切りの連続の中で時が進む


どれほどの
無謀と勇気の競演を
楽しんでいるのだろう
愉しめているのだろう



無謀な挑戦を繰り返し
結果を残す人々に
称賛が惜しみなく贈られる


このようなシステムの中で
無謀を乗り越える努力が
希求され実践されている


無謀を超えてゆく意味は
超えた先に生まれてくる


どれほどの人が
それに群がるのか?
超えてから集う人々が
無謀を超えた意味を教えてくれる


勇気の原動力だ


それにしても
勇気を持たなくても暮らして行ける
そんな平穏がとてもうれしい


「その他大勢」の心地よさである


この「その他大勢」が
無謀と勇気の競演を引き出しているのだから
無謀と勇気の舞台の
必要不可欠な要素になっている


「その他大勢」が
英雄の源であり
幸の源なのである

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