ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

意識は頻繁に問題児となり下がる


上から下へと
命令が下り
下の存在はその命令に従う


そんなシステムにあって
下からの要望を聞き入れないと
下の存在が疲弊して
命令に従えなくなってしまうことがある


命令は常に
絵に描いた餅になりかねない宿命とともにあるからだ


意識が
身体に命令を下している


この状況において
意識は上で
身体は下の存在ということになる


がんばれがんばれがんばれと
ひたすら身体を鼓舞し続ける意識が
推奨されることがある


そんなことばかりしていたら
身体も大変であるし
意識も疲れはてて
いやになってしまう


気の持ちよう


意識ばかりが力んで
身体は笛吹けど踊らずの状態になっていることが
意外と多い


身体も
意識にやらされていると思っていると
「嫌だ」「嫌だ」が先行してしまうのだろう


意識が疲れて「もうやめたい」と叫び始めたら
身体がどう思っているのか?
ちょっと身体の言葉を聞いてみるのもいい


ちゃんと聞いてあげると
身体は
意外と平気であったりする


意識というものは
結構
独りよがりの自作自演を
繰り返している


気の持ちよう


意識が上で体は下
ではなくて
身体が上で意識は下
そんな風に考えてみると
「嫌だなあ」と思いながらだらだらやっていることも
意外と快活に楽しくできてしまうことがある


頭が育ち過ぎると
頭でっかちになる
そうするとなぜだか
何事につけ
始める前から
「嫌だ」「嫌だ」で頭がいっぱいになっていたりする


身体よりも
意識がしきりと文句を垂れる


えらい顔して
「嫌だ」「嫌だ」と文句を垂れる


意識は問題児であり
いろいろな邪魔をする俳である


そう思っていたほうが
かえってうまくいくものだ

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