ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

同じもの同士が戦う意義としての継続


アリとアリが喧嘩をしたとする
やがて
勝負がついて
勝者と敗者が決するだろう


この場合において
勝ったアリも
負けたアリも
基本設計は同じならば
巨視的に見れば
どちらが勝っても
アリが勝ったことには違いない


人間も同じだ


人間と人間が喧嘩をした
どちらが勝っても
大勢には影響がない


きっと
そんなものなのだろう


でも
それを言っちゃあおしまいになる
だから
勝負の行方が気にかかる


この気にかかる事態が愉しみだ
そしてこの楽しみを醸成することが
戦う意義なのだろう


生存競争を勝ち進む貪欲さが
心の奥底にきちんと整理されていて
愉しみを提供し続けてくれている


アリがアリに勝つために
努力を重ねる


アリがアリに勝つために
活動を存続させてゆく


アリはアリと戦い続けてゆくことで
アリを続けて行けるのだろう

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