やりたいことと
やらなければならないことの
狭間の中で
今日も一日暮れてゆく

やり遂げたことは
いつの間にやら
過去の闇の中へと消えている
ただ
記憶がそれを留めてくれている

言いたいことと
言わなければならないことの
狭間の中で
今日も一日暮れてゆく

交わす言葉の中で
様々な未来が生まれては消えながら
未来が姿を変えてゆく
その形が定まるのは
私が
その未来に運ばれた時になるのだろう

その時までに
やらなければならないことと
やりたいことが
頭の中で駆け巡る

時はいつもここにある
頭の中の時間とは裏腹に
時はいつもここにあり
頭の中の過去や未来にお構いなしに
時を刻む

私は
過去と未来の狭間の中で
じたばたと右往左往を繰り返す
このゆたりと流れる時間の中で