創造的因果律としての定型反応
咲いている花と
知覚された花は
同一ではないけれど
同じものとする必要があるらしい
必然ではなく必要に応じて創造された関係である
野に咲く花と
写真や絵画で表現された花も
同一ではないけれど
同じものである必要がある
このような必要条件は
どこに起因しているのか?
便利であり都合がよいからなのだろう
目的に合致するからなのだろう
f(目的)→ 必要性
定型反応が維持してゆくために
私たちは
息を吸い
食物を摂り
得たエネルギーを
定型反応の維持に利用している
そして
このような定型反応の束により
息を吸い
食物を摂っている
エネルギーを吸収する定型反応の束を維持するために
定型反応を繰り返し循環している
f(オリジナル)→ コピー
この連鎖が
吸エネルギー循環システムとなり
管理維持され
創られた因果律が
日々駆動している
DNAの循環システムは
かれこれ38億年続いているらしい
38億年も途切れずに
f(オリジナル)→ コピーといった
定型反応が繰り返されているからだ
日々のルーティーンが
とても偉大だ
繰り返せるということが
とても不思議だ