ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

空間と時間 物質と機能


機能は
繰り返される因果律であり
帰納法により認識される事象である


因果律は
原因から結果への動きであり
予想可能性を生む


定型な文字が
定型な意味を持つのも
この因果律が機能してこそであり
動物種としての
定型的な身体が
定型的な行動を予測させるのも
因果律の機能である


定型な物質の組み合わせが
定型な機能をもたらす


因果律にも
機能にも
時間がある


物質には空間がある


思考の中で
物質は時間が止まり
空間のなかで
不動のものとして存在している
このような物質は
ミイラのような死んだ物質だ
このような世界では
質量を想定できても
機能は発揮できないだろう
いや
質量もないのかもしれない


時間を止めて思考すると
訪れる永遠がある


因果律や機能のない永遠が訪れる


動かない永遠


そんな動きのない物質に
頭の中がいっぱいになると
石頭になるのだろう


機能が次の機能の誘導する動きのある時間の中で
因果律が躍動し
重層化して
システムが出来上がる


空間と時間
物質と機能が交じり合い
言葉は
文字と意味を行き来する
生命は
身体と魂を行き来する


この交じり合いが因果律と呼ばれているようだ

×

非ログインユーザーとして返信する