医療にはお金がかかる
そこで
経済格差があると
医療の恩恵を受けることができる人と
医療の恩恵を受けることができない人がでて
医療格差が生まれる

同じように
法的恩恵を受けるためにも
弁護士費用などお金がかかる
だから
医療格差と同じように
経済格差があると
法的恩恵にも格差が生まれる

国民皆保険は
医療格差を是正し
国民の健康増進を平等に推し進める原動力なってきた

これに対して
法的恩恵はどうだろう

経済格差が
そのまま法的恩恵の格差に通じ
経済格差の現状維持に貢献しているように思われる

弱い立場であるが故
声に出せない叫び声をあげても
法的恩恵を受けられない

身分を流動化するためには
法的恩恵を
医療のように
平等に受けられる制度が必要なのだろう

ただ
法律にがんじがらめなって
皆が生きにくい社会にもなってしまいそうだ

法的恩恵を受けやすいということは
警察官がどこにでもいるようなものである

警察官がいることは悪いことではない
でも
どこか居心地の悪さがある

このこざかしい
小さな悪を見逃してもらいたいという心が
大きな悪をも見逃す制度を維持している

まあ
人間
そんな風にできているのだろう

だからこそ
集団を形成できているのだろう
そして
試し続けなければならない

様々な足かせを
試し続けなければならないらしい