ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

観念が整備する道を歩む


未来を夢見る


自分ばかりではなく
自分の周りの社会の有り様についても
未来を描き夢を見る


そんな夢のような未来を切り拓く為に
過去の出来事が参考にされる


繰り返された幾多の現象がある
この現象の繰り返す性質を
未来へと応用するという訳だ


その性質がなぜあるのか?
そんなことは
未来に利用する上では
どちらでもよいことであり
大事なことは
どの程度確実に
その現象が繰り返されるか?
ということだ


ここに於いて
分析哲学は
観念論に道を譲ることになる


より単純に考え
未来を拓くためには
その現象の何たるかを置き去りにして
現象を利用するということだ


言葉の語源を知らずとも
言葉を話し
意味を共有できる


ブラックボックスである
コンピュータやスマホを
便利に利用できる


出来上がっている観念を
利用するということは
未来を切り拓く早道だ


そんな出来合いの秩序としての
観念を疑いなしに共有し
みなで未来を切り拓く


出来合いの服を着飾るように
みなで同じような観念を身にまとい
未来を拓くのだ


分析が足りず
足元をすくわれることもあるだろう
その時はその時だ
観念を道しるべに
夢見る未来を切り拓く


AIが発達して
みなで同じクラウドを利用しながら
交流するようになってゆくのだろう


観念のネットワークが
言葉の世界だけでなく
電磁的記録にも拡がった


突然変異が
生命の未来を変えてゆくように
バグが時として
素晴らしい世界を切り拓くのかもしれない


人間は
何時だって
小さな主体の殻の中から
外の世界を眺めながら
自らを育て
自らを外部に同化させてゆく生き物らしい

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