ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

予定調和のブログ記事

予定調和(ムラゴンブログ全体)
  • 新陳代謝

    意識することも 知覚することもできないけれど 私の身体の中で 細胞が分裂を繰り返しているらしい 絶えず 古いものが壊され 新しいものに置き換えられているらしい リニューアルを繰り返し 維持している秩序 細胞の中の細胞内小器官は 古くなり損傷した細胞内小器官を認識し それを壊す働きを持っている この... 続きをみる

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  • 擬人 信心という共同幻想

    フジハムシといいます。 はじめまして。 藤の葉の裏に隠れています。 えっと。 目立つより しっかり生きるのが大事です。 僕の信心です。 隣にも 息を殺して潜んでいるやつがいます。 確信はないのですが、 きっと、僕とおんなじことを思っています。 えっと。 えっと。 おわりです。

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  • 脳内為替

    物々交換が成立するには 異なるものの価値が 同じと思える必要がある 1円玉10個と 10円玉1個は同じ価値 これならわかりやすいが 鶏何匹が 牛何匹に相当するのか こうなると難しい そこで 実績から 為替相場ということで みんなが納得するような交換目安がつくられる このような為替相場が 個々人の脳... 続きをみる

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  • 「べき」の彩に満ちたありふれた日常

    今置かれている環境に馴染んでいる ・・・という事はどういう状態だろう あるもの と あるべきもの この「べき」のあるなしから考えてみる 馴染んでいる状況とは、、、 あるべきものを探すと あるべきものをすぐに探せる そんな状態だ さらに慣れてくると あるべきものだけを探せば事足りて あるものをすべて... 続きをみる

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  • 形式たちに身を隠し

    表面的な形式の中に納めて 時間をやり過ごす 人々の矢面に立ちながら 自分を隠す場所が 形式だ ロボットのように動き 意思がないかのように やり過ごす 本当の気持ちは 形式の陰に隠れ 心の中で動き回る 時に 悲鳴を上げているのだろう 時に 歓喜の声をあげているだろう 様々な動きがうごめきながらも 表... 続きをみる

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  • 狼と盲導犬と自由の意義

    思考する自由があり 妄想があるように 表現の自由があり 失言がある 秩序ある存在は 制限の中にある その制限を打ち破る力が自由であり 秩序崩壊の力にもなる この力がないと 新しい秩序は生まれない よりより秩序のために 秩序の制限が打ち破られる 自由が単なる破壊者ではなく このような機能があるから ... 続きをみる

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  • 警戒心の浮沈のなかで

    一般的に 野生動物には 人間への警戒心が備わっている これに対して ペットや家畜では この警戒心が希薄になっている 水槽のなかの熱帯魚は 飼い込むほどに 警戒心が希薄になって 餌を与えると寄ってきたりもするけれど 金魚に比べれば まだまだ警戒心が残っている 警戒の多い少ないは 認識されにくくふるま... 続きをみる

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  • 共同という秩序

    「全員が生きていかなければならない」 この命題を 人間は 他の動物よりも 強く持っているようだ 多くの虫や魚は たくさん卵を産んで 生き残る運のいい個体が またたくさんの卵を産めばいい 人間は そんな生き方をしない きちんと みんなが生き みんなが子供を産み 繁栄してゆけばいい そんな風に生きてい... 続きをみる

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  • 現実を調整する基準としてのイデア

    彫刻や絵画の世界には 沢山の美男美女が彩っている イデアは このような 非の打ちどころがないような存在         、、、のようだ 現実はそんな理想とは違い わたしのような 彫刻や絵画になっても 様にならないようなものからできている このような現実と イデアが描く理想の間で 人は苦しむ 目標が... 続きをみる

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  • 思考は他者を志向する

    自作自演の時空を楽しむことがある 人に見られたくないようなことを 言ったり やったり 考えたりすることもある 自作自演の空間での出来事だ ああしたい こうしたい ああなりたい さまざまな思いが 頭の中をうごめいている そんな事たちが 外に漏れたら大変だ ひとりごとを 誰かに聞かれた時の気恥ずかしさ... 続きをみる

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  • ペット飼育という世界の創造

    飼い犬の行動から 野良犬の行動を引くと 人間にとって プラスの倫理と マイナスの野蛮が残ることになる * ペットを飼い始めると 最初はなついていないけれど だんだんとなついてくる なついてくると 最初よりかわいくなって ペットの方もどんどん親密になってくる このように 関係が濃密になってゆく過程で... 続きをみる

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  • 倫理学と経済学

    善と悪は 人間の間の調整にかかわる意識と考えられる 調整という事になると 当然に 善悪をその対象だけから 判断しきれない 対象を取り巻く状況が 善悪を決めることがよくあるからだ たとえば ブレーキは善か悪か? アクセルはどうかだろうか? 状況により 善悪の判断が変わるから 調整するという機能に通じ... 続きをみる

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  • 共進化してきた存在たちの存在意義

    生きるということの負担を 誰が負うのか? 生きているものが それぞれこの負担を負えば単純明快だ ところが この問題をとても複雑にしている生き物が 人間だ 一般に 親が子を養い 子が成長するのだが 幼形成熟した人間は 親も社会に養われている いわば 養われながら養うようになってきた 分業がこの表れだ... 続きをみる

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  • 狼と鬼

    昔昔あるところに それはそれは恐ろしい鬼が住んでいました この鬼は 人間にはとてもとても恐ろしい鬼でしたが 犬や狼にはどうということもしませんでしたので たくさんの犬や狼が 鬼の食べ残しに群がっておりました ある日 鬼がとてもおいしい料理ができたので 大事に大事に少しづつ食べておりました そんな大... 続きをみる

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  • 浮動する秩序

    秩序は A案B案C案の争いの中から生まれる この紛争の優劣は A案B案C案の実力のみで決まらない これらを取り巻く様々な要因による影響が大きい これらの要因により A案B案C案の有用性に相対効がうまれ 秩序の浮動が生じることになる ーーーーー メモ A案は冬物 B案は春秋物 C案は夏物 季節の移り... 続きをみる

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  • 空洞化という認識

    産業が空洞化するように 行動も空洞化する 野生動物は 欲しいものや 避けたいものと 直接向き合っている 仮に 直接向き合わずとも 間を埋めてゆくものが そうたくさんあるわけでもなく 複雑でもない 社会が繁栄して 大きなシステムの中にあって 文化的人間は 欲しいものを システムを介して接しているとこ... 続きをみる

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  • 小さな自由と大きな自由

    見たいものを見て 聞きたいものを聞く そんな時もあれば 見たくないものを見て 聞きたくもないものを聞く そんな時間もある やりたいことを やる時間もあれば やりたくないことを やらなければならないこともある 見たいもの 聞きたいもの やりたいこと 見たくないもの 聞きたくないもの やりたくないこと... 続きをみる

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  • 社会の皮を被った「わたし」

    かみさまも 窮屈な思いをしているに違いない かみさまは無明に宿っている その無明を科学の光が照らし始め 野生動物さながらに かみさまも生息場所を狭められてきた それでも 科学的な理屈よりも 経験則が生き生きと輝いている領域で かみさまはしっかり息づいているのだけれど ここにも AIが侵入しようとし... 続きをみる

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  • 時間があると動きがあり反応が生まれる

    反応が生まれるためには 物質と時間が必要だ 物質に時間が加わることにより 物質に動きが加わる 反応には これに加え 複数の物質が必要になる 反応する物質と 反応を誘発する物質だ この物質の組み合わせにより 反応には多様性がある 物質の種類が増えるほど 反応は 潜在的にますます多様なものになってゆく... 続きをみる

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  • 「あした神があった」を論考してみる

    「あした神があった」 この文章には違和感がある 「あした神がある」 「きのう神があった」 これらの文章が 「あした神があった」を いじめて排除しようとするからなのだろう この違和感があるから 私も 「あした神があった」をいじめて排除する 「あした神があった」がなくなるまで わたしたちは 「あした神... 続きをみる

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  • 何かに引き戻されながら同じ軌跡を描く

    寝て起きると 私には また 同じ顔がついていた 身体には 同じ歪みがあるらしく 昨日と同じように 姿勢が悪い へその曲がり具合も だいたい 昨日と同じだ 嗜好や思考も あまり変わらない 自分には何の刺激もない 良くも悪くも 昨日と同じだ こんな風に 毎日が 同じであれるということが いったって不思... 続きをみる

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  • 令和のはじめに

    どうせなら 面白くなき世を 面白く ひと工夫で 面白くなることがたくさんある そんなものたちを集めに集めると お祭りが出来上がる 一品を持ち寄り 宴会が出来上がる ひと工夫を 皆で集めたり 職人気質に襲われて ひと工夫を重ね続けたりしながら 日本の美が生れ育まれてきた これからもそうだろう 春 あ... 続きをみる

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  • 平等や不平等の「ゆるさ」

    「平等である」方が 「不平等である」であるより 良いことだと思っている しかし だれもが 工業製品のように 人間が全く寸分の狂いなく同一であったらいい などと思っていないだろう 工業製品のように 人間にも規格があり その規格から外れた人間を不良品と称して 出荷しない こんな風には考えない 「平等」... 続きをみる

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  • 調和を希求する情動

    私の所有物に 私らしさを移植しないと 落ち着かない 汚れたままの服ではいやだ 傷ついた車は直さなければ乗りたくない 小さな家ではふさわしくない つきあう友達は素晴らしい人がいい 様々な自分らしさを 自分以外の存在へと 拡張して押し付けてゆく 目に触れるものを 自分の基準に従わせてみたくなる 私は私... 続きをみる

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  • 代弁者による調和世界

    栄養を取り続けなければ 身体を維持できない 摂取した栄養を 身体を構成する細胞たちにいきわたらせ 細胞が機能し成長するよう 環境が整えられなければ 身体を維持できない 家族にしても 会社にしても 趣味の集まりにしても 国家にしても 社会も同じだ 人々が 生き生きと暮らせる環境整備が 社会の基本だ ... 続きをみる

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  • 種をまく人 餌をまく人

    安い税金負担を求めて 企業は流離うようだ そういった企業は 易い労働力に群がる そんな企業に選ばれるためには 我慢が必要だ 好まれることには コストがかかる むろん 選ぶ側になるには もっとたくさんの 努力の集積が必要だ 個人の努力だけが積み重なるのではない 集団の努力が蓄積されるのだ ーーーーー... 続きをみる

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  • 循環論の持つ真理

    むかしから そうしていることが うまくいくことだ といいつたえられてていることがある ときに 上手にいかないことがあっても たいがいはうまくいくので そうしなければならない その うまくいくというは どういうことか? をかんがえた ・・・うまくいくとは    目的を達成すること その目的は何? ・... 続きをみる

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  • その役割が降り注ぐその場所へ

    「おにいちゃんなのだから  こうしなければいけないでしょ」 「おんなのこなのだから  そんなことしちゃだめよ」 さまざまなしきたりが 人々にそれぞれの役割を押し付ける それに抵抗して 「どうしてそうなの?」と聞くと 「昔からそうそういうものだ」 ああ たしかにそうなのだろう こうして カースト制な... 続きをみる

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  • 意味不明に意味を授ける

    話したことのない外国語は 意味不明である このような外国語の学習は 意味不明な文字列から 意味を見出すこと作業でもある 猫に小判 小判に意味を見いだせない猫を 小バカにしながら 外国語に意味を見いだせず 外国語は嫌いだといい 使えずにいる * 共通の意味と価値を分かち合い それを利用することにより... 続きをみる

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  • 意味付けにより始まるドグマ

    生物学の思想は 人間であることや所属する国の国民であることよりも 動物であることを忘れては、お天道様に申し訳ない もっといえば DNAのセントラルドグマの恩に報いなければ 罰が当たる そんな感じだ このような汎生物愛の実践が 個々の命の 他の命を犠牲にしてまで生きようとする 貪欲な利己主義により保... 続きをみる

  • 外延する魂の企みをいさめる

    他者を操るということは 他者に操られるということの 裏側だ 意識は 自分の身体を操っている それにとどまらず 他人の身体をも操ろうと外延する この企みを果たすため 意識は 自身の身体の声のみならず 他者の身体の声に耳を澄ます そして 言葉を操り 他者の声を聞く 荒ぶれて命令するばかりでは 袋小路の... 続きをみる

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  • 舟遊び

    集団の意思と 個人の意思は 完全に一致することはない どちらも移ろいでゆく 移ろいながら 寄り添い流れると 互いに運命を感じ 移ろいすれ違うと 不運を感じたりする 時代を創ることができなけば 時代に流されるのが 運命を感じながら生きられる 運ぶより 運んでもらった方が楽である いきたい場所はない方... 続きをみる

  • 全体と部品の主体性

    全体主義は 個人と社会の関係を 細胞と個体の関係さながらに 個体や社会に主体性があり 細胞や個人には主体性がない そう考える傾向がある 自由主義は 個人と社会の関係を 大腸菌と大腸菌集団の関係さながらに 個人や大腸菌に主体性があり 社会や大腸菌集団には主体性がない こう考える傾向がある 社会が分業... 続きをみる

  • 猫背と猫背のせめぎあい

    日本人の9割が猫背だという 猫背が普通であり メジャーであり 猫背でない人がマイナーという訳だ しかし そのマイナーな人たちが正常であり メジャーの猫背は歪みがあると判断される 正常と異常の判断は 必ずしも 統計的な頻度に基づくものではないようだ 理想的な体型は 本来あるべき体型であり そのあるべ... 続きをみる

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  • 調和の力と自由の力

    分業が成立するには 分業に参加する人が それぞれの分担を全うし 全体が維持されてゆかなければならない 個々人が分担を全うすることは 全体保持のための必要条件であり 全体保持のための充分条件ではなくなる つまり 個々人が分担を全うしても 生存が保障されるということではないということだ 運不運 どの全... 続きをみる

  • 言語の権威主義

    「今よりもよくなりたい」 「今よりもよくなる」 このような言葉の裏側には それを実現するための 周囲からの支えが必要だ まわりからの 「今よりもよくしてあげたい」 そんな気持ちが沢山あってこその話だ むろん 自分もそんな気持ちになって 周りの人を もっとよくなるようにしてあげることも 含みながらの... 続きをみる

  • オートマチックに愛してしまうこと

    時間が流れてゆくので 現実の今は 自動的に未来になってゆき 逆に 記載された今は 自動的に過去になってゆく このような流れの中で 生きた化石シーラカンスは 現実の今であり 記載された過去であり続けてきた 古典文学もまた然りであり 過去を再現いている読者の今が 昔の秩序を今に再現し続けている このよ... 続きをみる

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  • 洗練されたいびつの中で

    若いころの どうでもよいような昔話が とてもいとおしく思い出されることがある 懐かしい友との語らいは至極のひと時だ そのために 若いころ たくさん馬鹿をして たくさん思い出をつくるようにできているのだろう わからないことも わかった風を装って やみくもに動き回った若いころ もっと もっと やみくも... 続きをみる

  • 遺伝子や約款の自然淘汰

    自治権があると信じていたところを 他人が介入してくると 治めている方は面白くない 逆に その介入により 権威から解放される側にしてみれば ときとばあいによれば してやったりということになる 国家権力は 家庭内自治を尊重し 不介入を原則としてきたが 老人や児童の虐待等の問題を解決するために 限定的に... 続きをみる

  • モナド?:天の眼と一なる審美眼

    審美眼は その眼の向く先にあるべき対象を求め 流離う存在だ 対象は美しい物ばかりではない 美しい者であったり 美しい行いであったり 美しい言葉であったり 美しい思想であったりする むろん 審美眼も審美眼の対象となる より理想的な審美眼を追及する競争の中で 権威ある審美眼が称賛されることとなる * ... 続きをみる

  • 立派なばかりでは成り立たない調整

    社会は 立派であってもらいたい 立派であるというのは 強く頼りがいはあるが 優しい感じは失せてしまう 誰かに特に優しかったり 皆にやさしい八方美人の方は 「立派」とは言い難い面があるからである 敵もいることを承知したうえで 「立派」を掲げなけらば 「立派」にはなれない さらに 敵ともうまく付き合え... 続きをみる

  • 漫才のような思考世界

    理想の自分が 現実の自分より優秀でないと 向上心が萎えてしまう 理想の自分が 現実の自分よりはてどなく優秀であると 自尊心が打ち砕かれて 現実の自分を壊してしまうこともある 程よい加減が大切だ ーーーーー メモ 人は夢を持つように生まれてきたらしい 夢を持ち 夢を追い 夢はかない あるいは砕け散る... 続きをみる

  • 仮想空間の夢としての形而上

    ああなったら始めて こうなったら終わりにする このような条件文の 「ああなった」「こうなった」は 仮定事象で 「始める」「終わる」は 仮想実践だ どちらも実践されてはいない 仮想の存在だ 以上のような仮想的存在から 業務マニュアルなどが作られ アルゴリズムが実践される このようなアルゴリズムにより... 続きをみる

  • 理性が覆い隠す不都合な真実たち

    覆い隠された真実は 判決の根拠にならない 表現形質に影響しない変異は 淘汰選択の対象とならない 理性に覆い隠された本能は 機能していない これらを混ぜ合わせると 理性の働きが強いと 本能は理性に覆い隠され 淘汰選択の対象でなくなる 結果として 本能は 異常なほどに弱くなっていたり 異常なほどに強く... 続きをみる

  • 自尊心相対効の使いよう

    自尊心を育てるには 褒めるのがいい 人よりもこんなところが 私は秀でている 自分で自分を褒めてみたい時もあるけれど やはり人から褒めてもらえれば 自尊心のバブルが膨らむ ダメなところを数えるよりも 良いところを数えたほうが楽しいに決まっている でもダメなところを直す努力も必要だ 自尊心を大きく膨ら... 続きをみる

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  • 枠の中の自由と枠を動かす自由

    記憶に残る経験と 記憶に残らない経験がある 記憶に残らない経験は 未来に向かって参考にならないもの どちらかというと不都合なものが大半だ だから 往々にして その記憶に残っていない過去が暴かれると 厄介なことになる 遺伝子も 極めてまれに 不都合な先祖返りを表出する 皮膚が樹木や鱗のようになったり... 続きをみる

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  • 個体発生は系統進化を繰り返す

    難解な専門用語の群れが 他の解釈を許さない厳密な世界を表現する 科学論文や 裁判の判決文の世界だ 汎用的世界ではなく ある限定された世界を 厳密に描く必要性が このような技術を向上させてきた 肝臓の細胞群は 肝臓の機能を全うするために 厳格な反応を日々実践している これらの反応は 腎臓の細胞群には... 続きをみる

  • 技術が承継され秩序が維持される

    70億の人間をまとめて 「70億の人間」という言葉に凝縮する この言葉の一部に「私」が属しているはずだ 探してみる 「70億の人間」のどのあたりに「私」はいるだろう 「7」の辺であろうか? 「人」のあたりだろうか? はたまた 原子核の周りを回る電子雲のように 「70億の人間」の隅から隅までを ぼん... 続きをみる

  • 技術への敬服に伴う自己疎外

    「言葉足らず」という言葉がある 情景を描写するにも 感情を描写するにも 言葉のスキルが高い人と低い人とでは 大きな差がある 言葉は 言葉を操る技術に依存した存在である 科学技術が生活を一変させるように 言語技術が生活を一変させてきた これからも これらの技術が人類の生活を より一層便利に支配してゆ... 続きをみる

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  • 自律的幸福と他律的幸福の混在

    アンガーマネージメントという言葉があるように 同じ状況にあっても 怒りを感じることも 怒りを感じずにやり過ごすこともできる 怒りやすいように自らをもっていったり 怒りにくいように自らをいさめたり 怒りの閾値を変化させるのが アンガーマネージメントだ アンガーマネージメントが可能であるならば プレジ... 続きをみる

  • 服の仕立てのような進化論的適応

    運動すると 筋肉痛が訪れる 心地よい痛みだ 居たまままれない痛みと違い つらいにはつらいけれど どこか柔らかみがある痛みだ 悪いことをすると叱られる 叱られ方にも 痛みと同様に 感じ方にもよるのだろう いろいろな叱られ方がある 柔らかなお叱りもあれば 激しいお叱りもある 痛みも お叱りも 調和への... 続きをみる

  • いたずら盛りな日々

    いきものには それぞれ個性がある いたずらっ子もいれば おとなしい控えめな子もいる 人間は たいそういたずらっ子のようで 地球をずいぶん痛めつけいるらしい 子供のころの思い出、、、  雨の日には  おとなしくしていればよいものを  家の中で大騒ぎをして  障子を破るのはもとより  掛け軸を破いてし... 続きをみる

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  • 社会化としての自己擬制

    白い蛇を神の使いと見做す このような擬制により 象徴が維持される 言葉も象徴であるという この色を「白」と見做すという擬制を 皆で共有することで「白」が意味を持ち 便利に使用できるようになっている 私は私であるけれど 世間様から見れば 様々に見做されている 「男」であったり 「自営業者」であったり... 続きをみる

  • 光の当たらない舞台裏

    華やかな舞台にも 暗闇がある 照明を落とした時の暗闇もその一つだ そしてまた照明が光り輝き 舞台が煌めく 照明が照らす先に 観客の関心が誘導される 光に当てられた存在が全てという訳ではない 関心ごとはいつでも存在の一部に過ぎない 光の当たらない闇の中で 存在が育ち 光を受ける出番を待っている それ... 続きをみる

  • 紛争スパイラルにもまれる進化の途上

    紛争を予防するには どうしたらよいだろうか? そんな思いから 自由や平等や公平といった言葉が湧き上がる しかしながら 往々にして それぞれが自分にとって 都合がよい自由や平等や公平を思い描くから 始末が悪い これが論争の種になり 紛争に至ることになる 紛争があり それを予防するために考えたあげく ... 続きをみる

  • 上位のイデアとしての「調和」

    強い正義と強い正義がぶつかると 激しく戦うことになる 正義が強いほど曲げられないから 激しく戦うことになる 大げさに戦いたくなければ 正義を曲げるか 正義を曲げさせることになる 戦ううちに 鉄も熱くなり曲がりやすくなる 曲がって調和してしまえば 戦いが収まり 戦いの先後で 異なる秩序が花開く 不自... 続きをみる

  • 横柄な正義と優柔な正義

    正義にも 色々な性格があって それぞれの個性を生きている 神経質な正義は 過敏なアレルギー体質かもしれないし 慎重な正義は運動神経が鈍そうで 偏狭な正義はチクチク痛そうだし 凡庸な正義では使い出がなさそうだ 「樫の木と葦」という童話を思い出した 立派でおおきな樫の木が嵐の夜に倒れてしまい ゆらゆら... 続きをみる

  • アルゴリズムの連鎖による動的存続

    キャッチボールや テニスのラリーは うまくやれば 永遠に続けることができる ・・・むろんエネルギー補給が    滞りなく行われての話ではある 送り手から受け手への ボールの移動は 右から左 左から右へと 双方向に交互に行われる このような相互に強調した 調和のとれた双方向のアルゴリズムは 動的秩序... 続きをみる

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  • 友愛のテーブルの下の隠れ家

    夢は 実践できていない構想だ キング牧師には夢があった かつて奴隷と呼ばれた人々の子孫と かつて奴隷の所有者であった人々の子孫が 友愛のテーブルで食事をするという夢だ マルクスにも夢があったと言えるのだろうか? かつて労働者と呼ばれた人々の子孫と かつて資本家と呼ばれた人々の子孫が 友愛のテーブル... 続きをみる

  • 山が翼をもち自由に飛んでいた

    インドの神話に   大昔には   山にも鳥のような翼があり   自由に空を飛んでいた というのがあるそうな   人々は   山が気ままに地上に降りてきて   畑や家を踏みつけてしまい   困っていたそうな   それを見かねた神様が   山から翼を切り取って   動かないようにしたそうな   めでた... 続きをみる

  • 穏やかな鎮魂

    主体と客体の間で 調和が成立しているとき 大きく分けると ①主体も客体も制御なく調和している場合 ②主体が制御され調和している場合 ③客体が制御され調和している場合 ④主体も客体も制御され調和している場合 が考えられる 調和が成立するためには 制御 言葉を変えると 忍耐もしくは妥協が必要だ 肝臓を... 続きをみる

  • 所属変われば品行変わる

    冬になると寒いし 夏になると熱い それぞれの季節に それぞれの苦言を呈しながら 一年が過ぎてゆく 予定調和の中にある苦言は 穏やかだ 予定していないようなことが起こると 穏やかではいられないから そんなことがないようにと お祈りしたり お願いしたりする そんなお願いが通じずに とても異常な状況が ... 続きをみる

  • モードな世界

    何のために生きているかを 自分だけで決めて生きてゆくのは つらいことだ だから 自分ではない何かに振り回され それに夢中になっていると気が楽だ そう 誰かが 何かの刺激を与えて続けてくれて それに いつまでも夢中になれていれば幸せだ でも その誰かの刺激が弱くなってしまうことがある そうすると さ... 続きをみる

  • 反応する力

    様々な存在から 多彩な影響力が放出される それを受け止めることもあれば ただ流すこともある 聞き耳を立てることもあれば 聞き流すこともあるということだ 昆虫たちは 人間には感知できないフェロモンを使い 意思疎通をしている 体の中では 各種ホルモンが循環しているが それを感知するのは そのホルモンに... 続きをみる

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  • 人、猫に会う

    自分すら 満足に飼えていない ・・・それなのに    ペットも飼いたくなる 自分自身の世話も満足にできないのに ペットの世話は充分にできるつもりになっているから 不思議だ ・・・しかしそれは    きっと初めだけに違いない    だが諦めてよいのか    私は私だけのために生きる    効率よく生... 続きをみる

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  • 自己保護 人間保護 自然保護

    調和の範囲を 自分にすると 自己保護という状況を創り出すことができる 協和の範囲を広げてゆくと 家族保護 もっとひろげると 人間保護になり さらに広げると 自然保護ということになる 保護の程度を高めると 保護ではなく飼育になる 自己飼育 家族飼育 人間飼育 自然飼育 ということになろうが 個人の力... 続きをみる

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  • 固定化した因果律との距離感(=と≒)

    周りと調和していると生き易く 周りと調和していないと生きにくい AはCでなくBである これを 周りも自分も是としている あるいは否としている場合は 調和がとれている しかし 周りは是であるが 自分は否であると不調和となる ごまかして なんとなく うやもやにできる不調和もあれば 不調和が更なる不調和... 続きをみる

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  • 整備された道を歩くこと

    人間には弱さがある 強制されると 悪いことと思いつつ 言われるがままに悪事を働く弱さがある そして 強制されないと 大事だと頭でわかっていても やらずじまいにしてしまう弱さもある 社会生活の中で 誰かの命令で動くようにできているのか 自由の中に放り込まれると 怠けてしまう 誰かのせいにして 善悪を... 続きをみる

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  • 悪も善もそれぞれが調和して存続する

    ルパン三世は 捕まったとしても また逃げなければ 銭形警部も生き甲斐をなくしてしまう だから この世から悪はなくならない ・・・というわけではないだろう ゴキブリを悪として 殺虫剤を善として考えてみる 悪が栄えるのは あくまでも悪がその生命力を発揮して 生き延び 生殖して子を増やし続けているからで... 続きをみる

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  • 「何もしない」「何も考えない」困難

    何も食べずにいると おなかが減って 何かを食べたくなる あえて 何もしないでいても 何かをしたくなって 「何もしない」を継続しがたくなる 同じように 何も考えずにいようとしても 「何も考えない」を継続しがたくなる このような継続しがたきを継続するのも 修行ということだろう なぜ継続しがたいのか? ... 続きをみる

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  • 命を授かり育むということ

    猫を飼いたいと思っているけれど いいことばかりではない・・・と 思いとどめている 飼い始めたら 飼い続けなけらばならないのだ 命を授かり育んでゆくことは 未来に向かい長くにわたり おおきな影響を及ぼす決断だ この決断により 永くにわたり 自分で自分を縛ってゆかなければならないのだ しかし 私は 何... 続きをみる

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  • 双方向アルゴリズム

    私が言葉を支配するために 私は言葉に支配されなければならないだろう 言葉が私を支配するために 言葉は私に支配されなければならないだろう このような相互支配の構造のなかにあって 支配されたくない部分は 支配せずにおかなければならない ・・・のだが 自分を棚に上げて いいとこどりをしたくなる それを許... 続きをみる

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  • 北風と太陽が出入りする仮想空間にて

    メールを送っても返事が来ない 哀しい この哀しさに任せて またメールを送る また返事が来ない 負のスパイラスだ この負のスパイラルから抜けるには 大きく二つの道が考えられる 上から戦略と 下から戦略だ 上から戦略は 権威をかざしたり 惚れられた強みを振りかざす戦略だ ただ 空になった権威や 飽きら... 続きをみる

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  • 仕切られて

    多細胞生物は 文字通り たくさんの細胞からできている この細胞という言葉の語源は 「小さな部屋」だそうだ 多細胞生物には小部屋がたくさんあり それぞれがそれぞれの営みを続けている それぞれがそれぞれであるために 細胞膜という膜で囲まれた 小さな部屋が用意されているというわけだ 膜で仕切られることで... 続きをみる

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  • 酩酊という変異の実験場

    ショウジョウバエには 様々な突然変異が知られている ショウジョウバエに 紫外線を当てると 突然変異した個体が生まれる 体の色や 羽の形や数が 通常とは異なった個体が生れるのだ これは DNAが紫外線により損傷を受け 遺伝子が正常に働かなくなる結果である 紫外線の少ない、いつもと同じ環境では いつも... 続きをみる

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  • 理性の役割としての「負けるが勝ち」

    有限が 無限を恋すると 悲劇が生まれる かなわぬ恋の悲劇である 現実は有限で 理想は無限だ 折り合いをつける政治が うまく機能しないと 有限と無限の間に 大きな溝が生じ 混乱が起きる それが悲劇だ ーーーーーー メモ 基礎体力がないのに プロのスポーツ選手のように動こうとしても 無理がある 無理を... 続きをみる

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  • 小さな縁の大きな役割

    因果関係にも 強弱がありそうだ こうなったら、必ずああなる このような強い因果関係もあれば こうなったら、たいていああなる このような因果関係もあり こうなったら、ああなることもあるな このような弱い因果関係もある 弱い因果関係は あまり考えなくても良いと考えることもできるが 弱い因果関係がたくさ... 続きをみる

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  • 守られている幸せについて

    太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪ふりつむ 言わずと知れた 三好達治作「雪」の一節だ 太郎に雪がつもるのではなく 太郎の屋根に雪がつもる そこに 屋根の存在意義がある 屋根があるだけではない 直接的な明示はないが 太郎を眠らせる第三者がいるはずである 眠らせる母 雪から守る屋根を維持する父 そんなことを... 続きをみる

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  • 調和した一体感という幸せ

    幸せのある風景には 調和した一体感がある 温泉に入り ふぅぅーと深いため息をつく幸せには 程よい湯加減が必要だ 熱くてもぬるくてもいけない 調度良い湯加減が必要だ 美味しいお料理にも 調度良い塩加減が必要だ それと予想していた味 もしくはそれを超える味があるとよい 無意識の中で眠っていた味覚を 呼... 続きをみる

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  • 調整される歪みたち

    デフォルメされた絵画には その中に 自然な それでいて きわどい調和を観察することができる それが 写真にはない魅力となっている あるがままではない魅力だ 魅力的な嘘を 真実とするようなからくが デフォルメされた絵画に隠れているのだろう 命は あるがままに無為でいれば 自然に還る死出の旅に踏み出す... 続きをみる

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  • 未来の肥やしたる記録や記憶

    あでやかに 沈んでゆく夕陽もあれば 人知れず 雲に隠れながら沈んでゆく夕陽もある どちらも 同じ太陽だ どちらにしても 終わりが近づくことは さみしいことだ 冬空の夕陽は ことに物悲しい 美しいほどに 物悲しい 終わってゆく記憶を 夕陽も太陽も 背負わされているようだ ーーーーー メモ 人恋しい ... 続きをみる

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  • イソップのコウモリ

    獣の王様がいて 鳥の王様がいて それぞれの周りに それぞれの仲間が集い 集団の間で争いがあったりする どちらにも 属することができるコウモリは 特殊な存在だ どちらからも嫌われることもできるし どちらからも好かれることもできる潜在にある どちらに転ぶのか? その展開が イソップの物語の肝であろう ... 続きをみる

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  • 社会の公正との調和・不調和

    右側通行の道路と 左側通行の道路が 混在していると 今どちらのルールの道路を走っているのか 混乱しやすい だから 右側通行ならすべて右側 左側通行ならすべて左側がいい どうせなら 世界で統一されればもっといい しかし 世界統一されるまでの間 右派は右側通行の利点を 左派は左側通行の利点を強調する ... 続きをみる

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  • 救うものと捨てるものの選別主体について

    人気のない巨大な空間の中で 製品が整然と生産されてゆく 工場見学 人の営みを称賛するのではなく 人が創造した機械を称賛しながら 見学が続く きれいごとでいうと このような機械化は 人件費を抑制することにより 消費者の負担を減らすために積み重ねられた 努力の結晶だ その結果 デフレ圧力が高まる この... 続きをみる

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  • 戦争も平和も歪みの連鎖

    波打ち際の砂地は 平坦である そこに山や谷を作っても 次の波が来ると また 平坦に戻る 戻りきらなくても またその次の波がやってくると 平坦に戻る 平坦という存在 山という存在 谷という存在 これらの存在は 他から区別できる均一ではない歪みの部分として 認識される 生命も 歪みを維持し続けている ... 続きをみる

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  • 自然を歪め、命を育む系譜

    自然体でいるということは 生きている状態を 前提としている言葉に聞こえる しかし 死んだ状態のほうが ある意味 より自然な状態だ 無理をせず なすがままにされている状態を自然というならば 死んでいる状態のほうが より自然体であるという意味だ 死ぬことを 自然に帰ると表現することがある所以であろう ... 続きをみる

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  • 加工という歪みの熟成

    粘土をこね 歪め 切り裂き 彫り込み 粘土細工が出来上がる 出来上がるのか 出来上がったことにするのか 終わりがあるようで ない どこで完成とするのか その基準は 粘土にはなく 粘土をいじる人にある 教育され 社会に訓課され 人々が成長する 成長に終わりはない 粘土細工と同じ宿命だ ーーーーー メ... 続きをみる

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  • 独立的自由と支配的自由のはざまにて

    厳しいことを やわらかく伝える技術もあれば どうでも良いことを 哀しく感じるように伝える技術や 怒らせるように伝える技術もある どんな言葉の技術に傾倒するかで その人の人格が計られる 言葉は心の窓と言われる所以だ 厳しいことを やわらかく伝えることは難しくとも せめて どうでも良いことを 楽しく伝... 続きをみる

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  • 素敵な阿呆が夢見る「2100年宇宙の旅」

    大いなる無駄は えてして 大いなる無駄のままではあるが 時として 大いなる発見につながることがある ただ 大いなる無駄のままである可能性が高いので たいていは 大いなる無駄を避けて歩くことになる しかし そんなことばかりしていると 進歩がない そう思いつつも 安全な道を選ぶのが一般的だ ところが ... 続きをみる

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  • なかなかできないアンガーマネージメント

    怒ると 頭に血が上り 顔が赤くなり熱くなる 漫画の世界では この状態で頭にヤカンをのせると お湯が沸く 怒る当人にしてみれば お湯を沸かすために怒っているのではない 何かの不都合を怒っているのだ * 自分では 怒っていないつもりでも 周りの人には 怒っているように見える時があるらしい そのような時... 続きをみる

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  • 引きこもりの記事を眺め考えたこと

    カッコウは 優雅に鳴いている 托卵して ウグイスなど 赤の他人に子育てを任せていると聞くから なおさら優雅に聞こえる 騙されている ウグイスは 自分の実の子が巣から押し出され カッコウの子だけになっても その子にせっせと餌を運ぶ なぜ利用されていることに気づかないのだろう なぜこんな理不尽が許され... 続きをみる

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  • それなりをまっとうする

    まっとうであることを望んでみる ヘビがいて カエルがいて それぞれが まっとうであろうとする そして ヘビは捕まえようと懸命になり カエルは逃げようと懸命になる この結末がどうなろうと それぞれが 懸命にそれぞれをまっとうする 他の何ものになろうとするでもなく それぞれをまっとうする そうすること... 続きをみる

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  • 付加価値に囲まれて育つ融和への傾向性

    服を着替えると 気分が変る あの服を着ている自分と この服を着ている自分は別物だ * 素敵な車を乗っている人がいる 最新のスマホを自在に操っている人がいる 私が持っていないものを 持っている人を眺めては あれを私が手に入れれば わたしの素敵に変わることができる そんな幻想を抱くことがある * 人さ... 続きをみる

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  • 適応関係、共存関係、共役関係にみる適応と前提

    関係には様々な質的違いがある 片思いのような関係 両思いのような関係 縛りあう関係 雑駁に言えば それぞれが 適応関係 共存関係 共役関係に対応する 片方から適応している関係 両方から適応している関係 両方から適応し且つ前提とされる関係 ということになる 人間関係でいうと 片思い 恋愛初期の関係 ... 続きをみる

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  • 主体外存在に向かう傾向性の方向と強さについて

    集団に隷属していると その全体から利益を受けることができる この利益が 帰属集団からの暴力や迫害を避けることができる というような消極的な利益だと つらい やはり 何か積極的な利益を見返りとして 欲しい この見返りも 多ければ多いほど良い このように考えるのは 隷属させられる側の思考であり 隷属を... 続きをみる

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  • より良きもののために我慢するということ

    ウサギが ウサギ小屋の地面を掘って 檻の外に逃げ出してしまったことがある もう戻ってこなかった ウサギ小屋は餌をもらえる快適な環境であると ウサギは考えもしなかったのか 檻の外へ脱走してしまった そこにいれば 食べ物に困ることはないと ウサギは知らなかったのだ それを熟知し 思考し 外へ出たときの... 続きをみる

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  • 情報的予定調和の隙間としての自由

    情報的現象と 非情報的現象と区別しておく 情報の下流に秩序的現象が情報的現象で 情報とは無関係に生じる地球の自転などの現象が非情報的現象だ 生命活動は情報的現象であり 周囲に存在する 非情報的現象に適応的であり また 情報的現象にも適応的である 非情報的現象への適応としては 四季や気温などの気候へ... 続きをみる

  • 制御可能領域の改良の蓄積としての進化

    心筋細胞は 日がな一日 昼夜関係なく 収縮と弛緩を繰り返している 縮んで伸びて また 縮んで伸びて ・・・・ この繰り返しだ 簡単に考えれば簡単だが 難しい作業を実に簡単そうにこなしている という風に考えるのが筋だろう 筋細胞は 10や20どころではない もっとたくさんの生体反応がかかわりあう 複... 続きをみる

  • 反復性秩序の調整と統合

    長い付き合いの間柄は 一朝一夕では形成されない 幾重にも折り重ねられた 繰り返された関係の中で熟成した間柄 良きことも悪しきことも 争いも融和も 間柄の中で熟成し溶けあっている * 失敗しながら 自転車に乗れるようになる 自転車との調和だ 間違えながらしゃべり 言葉を覚える 言語との調和だ 注意さ... 続きをみる

  • 終わりが始まりとなる秩序の流れの中で

    水の流れがあるように 秩序の流れがある そして その流れに 始まりがあり 途中があり 終わりがある 終わったままなら それまでだ 終わりが始まりに続くと また始まりからの流れに戻る 朝起きて 動き回り食事をとり 夜寝る 四季が巡るように 再び朝が始まる 生産され販売され 次の生産資金となり 再生産... 続きをみる