ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

意義のブログ記事

意義(ムラゴンブログ全体)
  • 言葉と意識:怠け者さえ憧れる世界の広がりについて

    桜の花言葉は 「精神の美」「優美な女性」だという スズランのそれは 「再び幸せが訪れる」「純粋」「謙虚」だという ひまわりでは 「あなただけを見つめる」「愛慕」「礼拝」 ひめゆりでは 「誇り」というのがあるらしい 今の時代では こうした花言葉を 検索で知ることが出来るので便利であるが 花言葉を知ら... 続きをみる

  • 記憶と実践:探し物の「ある」「なし」の派生について

    「ある」ということが 「ない」ということに対峙している 対峙しながら そのどちらもが頭の中にある そして どちらから優勢になると もう一方は「ない」ということになる 「ある」がなくなる時もあれば 「ない」がなくなる時もある 「ある」がある時もあれば 「ない」がある時もある 探し物がない時には 「な... 続きをみる

  • 生命と反応:言葉の中の意義と自由な孤独

    言葉が人を動かすと 人が言葉を使いだす そうして 人が言葉を使うほどに 人が益々言葉に忠実になってゆく この言葉と人の円環の中で 言葉と言葉は連なり 人と人が連なってゆく 体の中にも たくさんの言葉が蠢いて 心臓と肝臓がおしゃべりしているのだろう だから 心臓と肝臓は連なっている 心臓は 拍動する... 続きをみる

  • 局在と遷移:意義を育てるということ

    話すメリットがなければ 話すことは無くなり 聞くメリットがなければ 聞くこともなくなる メリットのある局所で 話し 聞き 会話が成立する デメリットしかない会話は 長続きせず 消えてゆく こうして 会話のある所に 会話が盛んになり 関係が濃密になり 会話の意味も より大きなものになってゆく 話すこ... 続きをみる

  • 触媒と必然:自足率の向上

    少しづつ触媒能力が維持されるためには 同じ能力を持った新たな触媒の供給が必要だ システムを構成する触媒の多くが そのシステムから供給されると 自足率は高まる 自足率が高まると システム内の 相互依存の度合いは高くなり 相互に 欠くべからざるものになってゆく かくして システム内に 目的や 義務が生... 続きをみる

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  • 現象持続:現象の共有と進化

    言葉とその意味の関係を 多くの人と共有している この共有により 言葉が通じ 意思疎通ができている この意思疎通の機能により 生活が豊かになり 言葉の往復がますます盛んになってきたのだろう このように 言葉を交わすという現象の背景には 言葉とその意味の共有がある 言葉から意味を想起する反応という現象... 続きをみる

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  • 脱中心化:除去により浮かび上がる意義

    1から10まで数えられるようになると 数字の世界が機能し始める この数字の配列から たとえば「5」を排斥して 使用不可にすると 6-1や 4+1の答えが存在しなくなってしまう 「5」は 数字の等間隔性を保つために どうしも必要な要素だ 四則演算のうち「+」が無くなっても大変だ 6から1を引いた後、... 続きをみる

  • 脱中心化:脱中心化による多様化

    同じものが沢山あると 同じものをひとまとめにして 同じ名前を付けて その名前で呼ぶことになっている 河原の石ころも 路傍の石ころも みんな同じ「石ころ」だ しかし 河原と路傍は 同じではないから 同じ石ころでも 河原の石ころと 路傍の石ころは違っている 言葉の世界は 同じと違うをうまく組み合わせ動... 続きをみる

  • 円環創生因果:円環の総称とその断片

    円環を循環する現象の記憶を 繋ぎ合わせ照合し 帰納法が成立する だから 円環として循環していない現象は 記憶のなかで帰納させることができない 名高い絵画作品は その創造は一度限りだが その絵画の鑑賞は帰納法的に繰り返されるから名作になる 絵画の創造も ひとつの絵画に限れば 創造は一度限りだが 美の... 続きをみる

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  • 能動的反応:合理的な無駄

    鼻がムズムズして 目がシクシク痒くなるから 花粉症は嫌になる 一体 なぜ花粉はこんな意地悪をするのだろうか? 花粉の存在意義は めしべのところに飛来して そこで受精すればいいのだから 人間の鼻の中に入り込んで 受精管を伸ばす必要性など何もない このように考える理性も 無駄なことをしない意志もないか... 続きをみる

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  • 無知を生きる

    公園の樹で リスが遊んでいた とてもかわいいので 「こちらにおいで」と 声をかけたのだけれど いっこうにこちらに来てくれない 私は そうなることを知っていた なぜかというと リスは 言葉を解さないばかりではなく 私の優しい気持ちを理解しない無知だからだ 誰もが知っている事実だ いくら優しい気持ちが... 続きをみる

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  • 自己肯定感という素敵な主観

    人類は霊長類 万物の霊長というわけで とても素晴らしい生き物だと自画自賛している 自己肯定感に満ちている 直立猿類ではなく 何よりも優れているという意味合いを含め 霊長類と名付けたのだ だいたいの神話において 我らの部族は 神から選ばれた一族になっている 民族の自己肯定感の顕れだ お国自慢 ふるさ... 続きをみる

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  • 主観と客観

    主観のあるじが 主観世界の中心にずっしりと腰を落ち着け 理想と正義を語っている あるじは 常にこの世界の中心に 自分が存在するために活動している そして見事に 主観世界の中心に君臨している 主観による主観のための主観の活動 この主観の循環のなかで 主観世界が躍動している こんな純粋主観世界が 上手... 続きをみる

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  • うぬぼれた理性に付き合うということ

    腹痛にさいなまれ 6日ほど入院した 寝返りをするたびに湧き上がる 下痢をした時のような痛みは消えたけれど 奇妙なことに 排尿や排便をしたくなると しくしくとお腹が痛くなる 「おしっこをしたい」とか 「うんちをしたい」という感覚は 逆に起こらない だから お腹がしくしくしてきたら トイレに行く 「な... 続きをみる

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  • 法と権力

    悪いことをしてしまっても 捕まらないようにと守ってくれている人がいると 安心して 悪いことができてしまう その守ってくれている人を 裏切らず 忠誠を誓い 傅いていれば安泰だ このような 法の適応に不平等をもたらす権力が存在すると やがて 身勝手な考えが充満してゆくことになる そもそも人間が身勝手な... 続きをみる

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  • 掃除

    ホコリというものは 部屋の隅や 物と物のわずかな隙間が好みの様で そういった場所に こぞって集まり 集団を形成している このような場所は 河で言ったら 淀みということになるのだろう 身体にも このような淀みがあって 生命力の流れが滞り 不要なものが溜まり 固くこわばってしまう場所があるのだろう 歳... 続きをみる

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  • 整理整頓という創造源

    誰しもがゴミを出す 糞尿と同様で 奇麗にしている人は ゴミをきちんと片付けているから奇麗なのであり ゴミを出さないわけではないだろう だから ゴミを出さないように注意深くしているだけでは 散らかってしまう それを片付けるかどうかで ゴミがたまってゆくか ごみが無くなってゆくかが決まってくる 創造の... 続きをみる

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  • 死への歩み

    死に向かい 一歩一歩 歩を進めている 毎日毎日 歩を進めている 一歩一歩 工夫して もっともっと 遠くまで歩けるようにと願いを込める かっこ悪くてもいい 急がなくてもいい 無理をしなくてもいい 飽きないように 楽しく 一歩ずつ 一歩ずつ 歩を進めてゆく 遠くまで 遠くまで 歩いて行けますようにと ... 続きをみる

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  • 伝統論

    文化というものは 根拠がよくわからないところがある 突き詰めていくと 往々にして 「昔からそうだから」 という伝統論にたどり着く 命のセントラルドグマを維持している アミノ酸のコード表にしても 「植物も動物も菌類も同じコード表を使っている」 「昔からそうである」 ということなので 命の原理も伝統論... 続きをみる

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  • ご機嫌予報

    仲のいい人を優遇し 仲の悪い人を冷遇することはよくあることだ 仲というものは 社会の中で とても重要なものらしい この仲というものは 物質ではなく 観念だから 物理化学的に 薬をかけると変わるというような 単純なものではない だから いわゆる理科的には 扱い難い存在ということになる ただ 生物学の... 続きをみる

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  • へこばなければ、、、

    コンピュータの 音声入力の技術が発達してきた 活舌の悪い私の発音も 正確に読み取って デジタル信号に変えてくれる ところが、、、 カタカナでの音声入力はできても 英語での音声入力がうまくできない 発音がでたらめなのだろう 同じように発音したつもりでも 意図しない想定外の言葉が デジタル信号として変... 続きをみる

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  • 無我

    お金には 色がないという 優しい色も 哀しい色も 恐ろしい色もない ただ 金額が事務的に並んでいるだけだ そんなお金には 人のこころの色も 消しさることができるのだろう お金の前で 私はわたしでなくなっている時がある 信念を捻じ曲げ 悪魔にはならずとも 小悪魔に身をゆだねる お金のために 屈服し ... 続きをみる

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  • イカロスの翼

    できもしないことを考えることができる たとえば ピアノの前に背筋を伸ばして座り ドビュッシーの「月の光」でも さりげなく奏でてみたい * 今できることをする このことにとって 将来の目標や夢は 邪魔になる 理想は 今の現実の中には存在しない そのことを 了解したうえで 今できることが存在しなければ... 続きをみる

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  • いのちの景色

    此岸に佇み 彼岸を眺めても 何も見えない そんな大河が流れている いのちの河だ 岸にただ佇めば 時間から取り残され 未来に行けない そこで 生き物たちは 時の流れる河のなかに 生殖細胞を投げ入れてそれを見送る 此岸は やがて 彼岸になるのだろう 空には ぽっかり雲が浮いている あの雲に乗ったなら ... 続きをみる

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  • 目的論に育られた現在

    目的論のない思想は どのように未来を語れるだろうか 目的に応じて行動する主体が存在し 目的の持ち様により未来が変わってゆく 例えば 大腸菌が捕捉しようとする栄養が変われば 地球の未来も変わってゆくだろう このように 目的は 意識しているものばかりではない 大腸菌の行為の合目的性のように 思考を経由... 続きをみる

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  • 先入観を取り払って考えるということ

    身体が泳ぐようにできていないから 泳ぎながら うまく呼吸をすることができない だから 我慢をするか 息継ぎをする技術を体得するかしないと うまく泳げない 泳ぐときには 口の替わりに呼吸する穴が クジラのように 背中の側についていれば便利に違いない 一層の事 目も背中の方にもついていれば 水の中で目... 続きをみる

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  • 関係性という存在

    関係性が固定していないと 困ることがたくさんある たとえば 言葉の形と音と意味 たとえば DNAの塩基の組み合わせとアミノ酸 たとえば つねった皮膚と痛みを感じている場所 「黒色」書かれた文字を 「しろいろ」を読まれてはかなわない 本来あるべきグルタミンが来るべき位置に グリシンが配置されたら た... 続きをみる

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  • 今を犠牲にする理性の存在理由

    集団に属すると その集団に属する利益を享受できる この利益享受が危うくなった場合には 次のような選択を迫られることになる 例えば  集団の利益を守るために努力し続けるか  集団に属する他の利益に甘んじるか  集団を離れるか 集団に属することにより生まれる利益には 様々なものがある 反面 集団に属す... 続きをみる

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  • 思考と時空の関係について

    思考が 時間と空間の限界の中で 様々な要求を調停している やりたいことや やらなければならないことが たくさんあって”手が足りない”ということになると 一定時間の中できることは限られる そんな中で 時間や身体をやりくりするのが 思考の役割の一つだ * 「あれをして  これをおわらせて  それから ... 続きをみる

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  • 大志を描くという所作

    できることに限りがある 能力の限界と 時間の限界があるからだ 能力の限界を感じるとき できないことを できるようにすることも大事だが できないことを避けることも大事になる できないことを 際限なくしようとしていても 時間の無駄になる 能力の限界ばかりではなく 時間の限界もあるから 時間も早々無駄に... 続きをみる

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  • 来し方の情報がもたらす相対効

    理屈というものは 身体の一部にこびりついている類のもので 全身にいきわたっているものではないらしい だからしばしば 「理屈ではわかってはいるのだが、、、」 と言うことになる そんな理屈を 自分の全身に行渡らせようとするのは無論のこと 他人の身体にまで行渡らせようとする理屈があるようなのだから ご苦... 続きをみる

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  • 動けるということの意味

    時代が早く進む時と なかなか進まない時とがある 前の時代の列車から ゆっくりと 次の時代の列車へと 人々が乗り換えてゆくときもあれば 我先にと 駆け込むように 次の時代の列車へと 人々が堰を切って流れてゆくときもある なぜ列車を乗り換えなければならないのだろう? 列車ではなく 船なのかもしれない ... 続きをみる

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  • 共感の渦が不自然へといざなう

    集団の中で 個人はその集団に埋没しなければならない 程度の差はあるのだろうが 埋没するから集団に溶け込める 集団の川の中で 溺れそうになりながら 流されている者もいれば 嬉々として 悠々と泳いでいる者もいる 溺れそうな者を 助けながら泳ぐ者もいれば 自分が泳ぐのに精いっぱいな者もいる 皆が同じでは... 続きをみる

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  • 人はなぜ歌を唄うのだろう?

    徒党を組み 正義の歌を唄う そしてまた 別の集団が徒党を創り 別の正義の歌を唄う 互いに 歌を聴くこともなく 歌を披露しあうこともなければ それぞれの歌を ただ唄えばよい しかし 歌と歌が出会い 矛盾があからさまになると 歌が人と人を争わせることになる 人が歌を唄い 歌が人を操る 操られ争い その... 続きをみる

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  • 根拠のない自己肯定感

    蠅や蚊も 懸命に頑張って生き抜こうとしている 化石生物となってしまった三葉虫も 太古の世界で生きていた頃には 懸命に生き残ろうと 複眼を光らせ活動していたことだろう 根拠のない自己肯定感 この感覚を きっと 蠅や蚊も持っているのだろう 三葉虫も持っていたのだろう 「私が生きていることは素晴らしい!... 続きをみる

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  • 大きな思想と大いなる知恵

    自分で何とかできることと 自分ではどうしようもないことがある このように区別して 漠然とした不安の中から 私のできることを探し回っても 漠然とした不安が付きまとう 自分ではどうしようもないことにも 私は囲まれていて そこから逃れられないからだ だからこそ 何べく多くのことを 何とかできるようになり... 続きをみる

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  • 神々の支配を超えて

    生きるということには 犠牲を求める側面がある と同時に 犠牲にならないように 構える側面がある さらには あえて 犠牲になろうとする側面まである 様々な側面を備え持ちながら 何を披露するのかを選択している主体が生命である この主体が何を選択するのかに 影響を与える要因が 様々に存在している 言葉に... 続きをみる

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  • 言葉の芯もしくは表層

    文章ばかりを読むのではなく 顔色や 情勢も読んだりする ネコは 文章は読まないけれど 顔色や 情勢は読んでいる様子に見える 目があり 見たものに意志を感じる そして 見たものに応じて 顔つきを変える 人間もネコの顔色を読む ネコの意思を読み解こうとする 言葉はないけれど 言葉の意味にあたる部分を察... 続きをみる

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  • 言葉の器の中で

    文字が存在していることと その文字に意味が付着していることは 共役的な関係にある 物質的な文字と 非物質的な意味 このどちらかが欠けても 言語は成立しがたい この奇跡の上に 思考が存在している おかげさまで この世をみながら あの世の意味に思いをはせ 神様も 仏さまにも意味を見出す 山を眺め「美し... 続きをみる

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  • 贈与と寄生

    文化は 贈与と寄生から成立している 贈与は与える側の能動であり 寄生は受ける側の能動である 相互に 贈与を受容し 寄生を許容しあえば 共生が成立する 文化は 共生の総和だ 文化に寄生し それが許容され贈与を受け 文化に属することになる 文化の中から欲しいものを得るために努力を重ね その努力の一つ一... 続きをみる

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  • 検尿コップの中のワイン

    検尿コップの中の美味しいワインと ワイングラスの中のそれなりのワインの どちらが美味しいだろうか? 論理学的には 検尿コップの中の美味しいワインだ 「美味しい」と文字通り表記されているからだ ワイングラスのそれには「それなり」としか書かれていない 味わい判断するのではなく 言葉の中から判断しなけれ... 続きをみる

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  • 芸術がはぐくまれてゆく奇跡の中で

    デカルトのように 言語を懐疑し続けると 言葉を失う 言葉はアプリオリな存在ではないらしい それでも 言葉を聞くことができ 言葉を話すことができるという現実を認識でき 話すことと 聞くことの相互性を認識することができる 言葉とその意味の関係が認識できるからだ こんな奇跡が存在している この素晴らしい... 続きをみる

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  • 言葉が動くということ

    あれとそれが 同じかどうかを あれこれ眺めたり考えながら判断する 同じところもあり 違うところもあり 大体同じ事もあれば 似て非なることもある このような同定は 異なる塊を同一にする過程である 塊に一般名詞を付与するには 異なるものを同じと認識する必要がある 塊ばかりではなく 現象も同じだ 雨や晴... 続きをみる

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  • もっと記憶を!

    記憶が存在している 記憶がなければ 未来に進めないことはないけれど 記憶と共に未来に進めば安心だ でも 悪い記憶があると 未来へと足を踏み入れることに躊躇が生じる 記憶が 未来へ進む道程を 妨げるのか 推し進めるのかの分かれ目は その記憶が 良き未来を予想させるものか 悪い未来を予想させるものかで... 続きをみる

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  • 何を考える?

    まずもって 今できることを考えたい 今したいことに囚われて 今何もしないということにならないように まずもって 今できることを考えたい 今しなければならないことは できれば その次に考えたい まずもって 今できること 次に 今したいこと その次に 今しなければならないことを 考えたい これが続いて... 続きをみる

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  • 利他の起源

    私の意識は 突き詰めると 私の内臓に食べ物を送り込むために 日々働いている お腹がすくと 不機嫌になり お腹が膨れると なんだか幸せになる お腹は 赤ちゃんのようだ 言葉はしゃべれないけれど 誰かに何かをねだる赤ちゃんだ 私の内臓は 私の赤ちゃんだ 私ではないもう一つの動物が 私のお腹の中で また... 続きをみる

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  • 生きる証としての不毛な争い

    動くということは 今と違う状態に至ること そして今と同じ様態に戻ることも 動くことである 上の2つの動きが繰り返されると 揺れるということになる 離れる動きと 戻る動きが反復する 離れる心と 戻る心が反復する 好き 嫌い 好き 嫌い 花の花弁をむしりながら 心を占う 動きながらとどまっているから生... 続きをみる

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  • 無意味に意味を付加する

    巡礼の旅を義務としたり 霊山に登る儀式がある 何かをやり遂げる そんな行が世界各地にある 無意味なことに意味を付与すれば もはや無意味ではなくなる そんな想像された意味の檻の中で 息苦しさを感じながらも何かをやり遂げると なぜそこに意味が見いだされ続けているのかを体感し 息苦しさを乗り越える価値を... 続きをみる

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  • 話をしながら道を歩く

    いろいろな人がいる すたすたと横断歩道を渡る人 ゆっくりと横断歩道を渡る人 おっかなびっくり渡る人 足を引きずり渡る人 目が見えず杖を頼りに渡る人 困っている人を助けながら渡る人 助け方が上手い人 助け方が下手な人 助けようとする人 それから逃げる人 助け方を 知っている人 知らぬ人 助け方を指導... 続きをみる

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  • ミイラ展

    国立科学博物館で ミイラ展が開催されている 昨日見てきた すごい数の人だった 「永遠の命」を求めて という副題がついていた ミイラの永遠は 命ではなくて 物質なのだろう このように斜め目線で見ても 「永遠の命」を求めてる気持ちを共有できる 命への思いや祈りは 普遍性が高い心情だ ミイラの同一性は物... 続きをみる

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  • 祈るという理性

    小さな祠に 小さなお供え物が置いてある どこに お供えをしても 良いのだ 何も 大きく立派で威圧的な祠に 大きなお供え物をする必要もあるまい 何も 美しく飾り付け 権威付け 功徳がありそうな佇まいを ありがたがることもあるまい しかし 人の心を集めるために 技術が集約されている 願いという思考があ... 続きをみる

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  • バブルの収まり

    生命は DNAが拡げるバブルである 国は 国の系譜が拡げるバブルであり 民族や 家族や 個人も それぞれの系譜が拡げるバブルである バブルを拡げるには その外側に拡がらなければ拡がらない 外側に 他の存在があると バブルの拡張を阻害される 他のバブルと接するとき 調和があり 競争がある バブルをつ... 続きをみる

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  • 虚無主義の空に浮かぶ存在

    空には 夜星があり 朝 太陽が昇り これらを隠す 陽気な雲や 不気味な雲が浮いている 虚無主義の空に浮かぶ思考は 都合の良いものばかりではなく 都合の悪いものもある 青いキャンバスに 黒を塗ることも 白を塗ることも 明るい光をともすこともできる 虚無には 自由があり すべてを許容する無秩序が存在す... 続きをみる

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  • 存在理由

    大晦日の朝 普段通りに 金魚に餌を与えると 金魚たちは 普段通りに餌に食いつく クリスマスの日も お正月の日も関係ない 子供のころにも こんな思いにふけったことがあった なぜ 普通の日を こんなにも着飾るのだろうか? 正当な理由は見つけられないけれど クリスマスもお正月も必要だった クリスマスプレ... 続きをみる

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  • 生まれてこなければよかった???

    言葉がない世界を 想像してみよう 生まれてこなければよかった 生まれてきてよかった この揺れ動く心と同様に 言葉を覚えてよかった 言葉を覚えなければよかった この2つの感慨も 揺れ動いている 言葉を覚えなければ 言葉を覚えてよかったも 言葉を覚えなければよかったも 生まれてこない 生まれなければ ... 続きをみる

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  • 人間の闇

    ミイラを残した文明がある このミイラを残す行為に 科学の光が当たらない人間の闇がある この闇の中に 人間の美しさも宿っているのだから 闇が文明を照らすのも いたしかたがないことなのだろう 我思う故に闇あり この闇を切り捨てたら 人間らしさがが恋しくなる かようにして 合理的社会に闇が広がる 闇を真... 続きをみる

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  • 未来へのお届け物

    不死身の身体 あればよいと思ったりする けれど、、、 どうせななら 足腰が痛くない不死身の身体がいい かっこいい顔がついていて 怠けていても太らない体質がいい 、、、などなど 余計なことも次々心配してみる むろん 頭もよい方がいい 認知症の不死身の身体では 自分も周りもたまったものではない 理想を... 続きをみる

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  • 論争という仲間割れ

    言葉を覚えるということは 言葉そのものと 言葉が指し示すものとの関係を覚えることであり 発音を覚えたり 書き順を覚えたりするだけでは 不十分である 異国の解読されていない言葉について 仮に読み書きをできたとしても その意味が分からなければ 言葉を覚えたとは言えない 魂を入れていない偶像のようなもの... 続きをみる

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  • 言葉の嘘から始まる永遠

    言葉は嘘をつくと云う体験知がある そこで 言葉を検証する技術が必要となる この技術には 大きく二つの流れがある ひとつは 言葉以外に検証の根拠を求める技術であり もう一つは 基準となる言葉との整合性を 検証の根拠に求める技術だ 前者は自然科学 後者は司法や宗教の流れだ 歴史や風習などは 合わせ技と... 続きをみる

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  • 年齢を重ねること

    若い身体を もう一度授かりたいものだ 身体の節々の動きが鈍り 疲れがたまりやすくなり 動くのがおっくうになる きっと思考もそうなっているのだろう 若々しく 柔軟性があり 不安を抱えた 若々しい思考を もう一度授かりたいものである 年齢を重ね 自分の殻をうまく世間に重ねながら なんとなく自信をつけて... 続きをみる

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  • 継続への試み

    たかだか人間が 地球環境を制御できるとでも思っているのだろうか? 経済すら 統制できずに 神の手にゆだねなければならない人間に 地球環境を制御できるとでも思ているのだろうか? ダメになったら 神の手に導かれ 消えてゆくのである 一つの命は一つの試み 試みには失敗がつきものだ うまくゆく試みがあれば... 続きをみる

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  • 自律する魂に従い、安きを生きる

    自律するには 自分で自分を評価する必要がある 自分の至らない部分を 自分で見つけ それを直してゆく これを繰り返しながら 立派な自分を形成してゆく 自律する過程だ * 自殺は 人間特有の現象らしい 人間は自律する生き物だからだろう * 多くの生き物が 自然にふるまいながら 自然に溶け込んで生きてい... 続きをみる

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  • 夜迷言

    人間は 他の動物に比べて とてもたくさんの過去を保持している 開発された技術を承継し 約束された意味を共有することにより 言葉を交わし 法律を覚えて秩序社会を維持している 過去を承継し保持しながら 秩序を維持し続けている 人間には 動物に比べて とてもたくさんの 守るべきものがある この守るべき過... 続きをみる

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  • 目が存在することと思考が存在すること

    目が存在する このことの意味を思考できるが このことを無視して思考することもできる 時間が存在している このことを思考できるし 無視もできる 思考は 常に部分であり 何時だって 全体には届かない 目と同じように 時間と同じようにしか 思考も存在できはしない

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  • 同じもの同士が戦う意義としての継続

    アリとアリが喧嘩をしたとする やがて 勝負がついて 勝者と敗者が決するだろう この場合において 勝ったアリも 負けたアリも 基本設計は同じならば 巨視的に見れば どちらが勝っても アリが勝ったことには違いない 人間も同じだ 人間と人間が喧嘩をした どちらが勝っても 大勢には影響がない きっと そん... 続きをみる

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  • 八重むぐら茂れる宿のさびしさに

    頭の中で 「嫌だ」という言葉が繰り返される時がある この「嫌だ」が防波堤を作り通せんぼをしている その内側に留まり続けているとどうなってしまうのだろう? 行くも返るのも「嫌だ」 右も左も上も下も 何もかんもみんな「嫌だ」 そんな「嫌だ」に囲まれた 袋小路に陥ってしまうのならば 早めに 乗り越えやす... 続きをみる

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  • 力を求める傾向性について

    お天気には逆らえない 明日晴れてもらいたいと思っても そうなるとは限らない そろそろ雨が降ってもらいたいと思っても 雨が降るとは限らない 思うようにならないことが 実は 思うようになるとしたら 思うようにしたくなるのが人情だ 人間社会には 様々な規制があり 試験があり 思い通りにならなくなっている... 続きをみる

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  • お金の向かう先としての存在意義

    猫を どこまでも 猫かわいがりすることができる 殺処分される猫を無くすことも 際限なくお金を使えば可能になる 私は 猫が好きだ 人間の都合で 殺される猫がいるのは 哀しい かといって かわいそうな猫を助けるために 世界の核開発を止め それに費やすお金を 猫のために回すことはないだろう でも そうし... 続きをみる

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  • 芯から離れて生きるということ

    大事なものは 奥の奥の芯の方に隠されている 表面には 使い捨ての変わりゆくものたちが 配されているから 大事なものは 奥の奥の方に配されている 日々配られる新聞やテレビのニュースは 木の葉のように やがて色づき散りゆくものたちだ 私の脳裏に浮かび 消えてゆくさまざまな認識たちも 台風の外苑の 素早... 続きをみる

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  • 生命力という偏見

    生きる意味を考えても そうそう 満足な答えが見つかるものでは無い それでも 答えではないかもしれないが 「人間は素晴らしい」 「生きていることはそれだけで価値がある」 こんな偏見を胸に抱いていると あれやこれや 生きる意味が派生してきて 生き甲斐を感じることができたりする 生きているから 偏見が偏... 続きをみる

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  • まがいものたちの栄枯衰退

    芸術は美を追求する 科学は真理を追究する 法律は正義を追求する 倫理は善を追求する 理系であった私は 生き物は正当な存在で 習わしや義務は人為的なまがいものである そう思っていた どうして勉強をしないといけないのか? どうして嫌いなものを食べないといけないのか? どうして学校へ行かなければいけない... 続きをみる

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  • 考える余地があるという余力

    単細胞が受精して 細胞分裂が始まり 細胞が増えてゆくと それぞれの細胞の運命が分かれてゆく 神経になる細胞もあれば 筋肉になる細胞もある 血液や骨になる細胞もある どのような細胞になってゆくのかを 制御しているシステムがある このシステムには これに属する細胞が総有している言葉があり その言葉に従... 続きをみる

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  • 善悪の起源

    いろいろな生き方がある それぞれに責任があり 大きく失敗すると死んで消え失せる だから そう悪いことはできない しかし 失敗してから消滅するまでの間 無責任を楽しめる時間がある 悪に間がさす時間帯だ 社会の善より 自分の利益を優先する 地球の存続より 自分の便利を優先する 悪魔の時間・・・ 様々な... 続きをみる

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  • 今あるということ

     「浜までは海女の蓑着る時雨かな」 これから海に入ってずぶ濡れになるのに 時雨でちょっと濡れるのを嫌がって 蓑を着て浜まで行く海女の姿を謳った 江戸中期の俳人、滝瓢水の俳句だ 合理的な理性や きままな感情 様々な思いをはせることができる17文字だ 無駄に蓑を着るのか わけあって蓑を着るのか この疑... 続きをみる

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  • 時節に沿って運が流れる

    初冬の雪と違い 春の雪には なごり惜しさが混じっている 草も生え 木には芽が生えはじめ 梅や桜の花も咲き 日差しにつよさが戻り始めている そんな季節に降る雪には 寒さや厳しさを あまり感じずにすむ これから もっとよくなる そんな時節には すこしばかりの不都合は あってもないがごとしに扱う余裕があ... 続きをみる

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  • 愛すべき困りものの風雲児

    新興国が台頭してくると 先進国は なんだか お年寄りになったように見えてしまう 後進国に比べて 先進国では 何でもやってやろうという躍動感がなく 今までやって来たことをそつなくこなし できないことは やりたくないし実際やらない だから進歩はない やみくもに前に進もうとする野性味がなくなり 計画的に... 続きをみる

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  • 意味不明に意味を授ける

    話したことのない外国語は 意味不明である このような外国語の学習は 意味不明な文字列から 意味を見出すこと作業でもある 猫に小判 小判に意味を見いだせない猫を 小バカにしながら 外国語に意味を見いだせず 外国語は嫌いだといい 使えずにいる * 共通の意味と価値を分かち合い それを利用することにより... 続きをみる

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  • 合理性がもたらす光と影

    合理的な思考の実践は その合理の「理」から外れた存在には手厳しい 合理性は 恩恵を約束した存在に光を当て それ以外の存在を深い闇に取り残す 「もっと光を!」 なんという 合理的で わがままな叫びであろう ーーーーー メモ 理性は 合理性の光を 自分の周りに呼び込む力である この力により 光のあたる... 続きをみる

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  • 次に生まれてくるときには

    私のわきに猫がいて 「にゃあ、、、次に生まれてくるときには  私も人間に生まれてくるの、、、にゃあ」 そう鳴いた 私は猫になりたい人間だ 「お互いに  ないものねだりをしているね」 私はしずかに猫の頭を撫でた そして 猫はしずかに撫でられた 未来のわたしと 未来のあなたへ なにかをこうかんしたのだ... 続きをみる

  • 不完全ゆえのやさしさときびしさ

    泣いて馬謖を斬る こんな悲しいことをしたくはないが しなければならないことがある こんな大げさなことではないが 私が管理している水槽の中に 一匹の魚に綿のようなものが付着していた 病気だ このまま放置すれば 他の魚にも感染してしまうかもしれない トンコレラが流行れば豚が殺処分され 鳥インフルエンザ... 続きをみる

  • 洗練されたいびつの中で

    若いころの どうでもよいような昔話が とてもいとおしく思い出されることがある 懐かしい友との語らいは至極のひと時だ そのために 若いころ たくさん馬鹿をして たくさん思い出をつくるようにできているのだろう わからないことも わかった風を装って やみくもに動き回った若いころ もっと もっと やみくも... 続きをみる

  • 漫才のような思考世界

    理想の自分が 現実の自分より優秀でないと 向上心が萎えてしまう 理想の自分が 現実の自分よりはてどなく優秀であると 自尊心が打ち砕かれて 現実の自分を壊してしまうこともある 程よい加減が大切だ ーーーーー メモ 人は夢を持つように生まれてきたらしい 夢を持ち 夢を追い 夢はかない あるいは砕け散る... 続きをみる

  • 損得の天秤の揺れ戻し

    まったくもって不足なく生きている人はいないだろう かかえている不足を忘れていたり 重大と感じない場合は何でもないが その不足が大きく頭の中で膨らむと いたたまれない無気力に襲われることがある そんな時でも 周りは見渡せば いつもと変わらない風景だ それだけに 自分だけ その景色の中に いつものよう... 続きをみる

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  • 言葉が薫るということ

    NHKーFMラジオの番組に 「きらクラ!」というクラシック音楽の番組がある とても特徴的なことがあって とても気になっている 聴者からのお便りの末尾が 常に「・・・ご自愛ください」だ そんな文化が息づいているのだ 始めのうちは クラシックを優雅に聞く方々は やっぱ、、、なんか、、、気取ってる? と... 続きをみる

  • モードな世界

    何のために生きているかを 自分だけで決めて生きてゆくのは つらいことだ だから 自分ではない何かに振り回され それに夢中になっていると気が楽だ そう 誰かが 何かの刺激を与えて続けてくれて それに いつまでも夢中になれていれば幸せだ でも その誰かの刺激が弱くなってしまうことがある そうすると さ... 続きをみる

  • 命を授かり育むということ

    猫を飼いたいと思っているけれど いいことばかりではない・・・と 思いとどめている 飼い始めたら 飼い続けなけらばならないのだ 命を授かり育んでゆくことは 未来に向かい長くにわたり おおきな影響を及ぼす決断だ この決断により 永くにわたり 自分で自分を縛ってゆかなければならないのだ しかし 私は 何... 続きをみる

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  • 血液をチープ・ラーニングするコギト

    献血啓蒙のキャッチコピーに 「血液はまだ作れません」という言葉があった 「まだ」という言葉が入っている 「血液は作れません」 「血液はまだ作れません」 この両者の間の差異に 時代の違いを感じる 前者は血液をつくるなんてことは とても考えられない時代の言葉だ それに対して 後者は まあ、考えられなく... 続きをみる

  • 生れたての柔らかな暖かさ

    こころが あたたまる それを目指す思想が 宗教かもしれない 厳密に言えば 宗教の始まりかもしれない 始まりがあり 終わりがある そして その間がある 始まりのこころがあり 終わりのこころがあり その間のこころがある それぞれに 別々のこころがある 批判され それに対抗するため築かれた理屈の山の中で... 続きをみる

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  • 絵に描いた餅や神

    絵に描いた餅も 絵に描いた神も 絵筆で紙に描くことができる 紙に描かれたものは 紙が劣化するまでは存在していた しかし今は 紙ではなく パソコンの画面に 絵が描かれるようになった すると 絵に描いた餅も 絵に描いた神も 紙ではなく光になった 光が消えると消えてしまう餅や神 そんな存在になった 忙し... 続きをみる

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  • 理想を持つという目的論的理性

    人間の顔には たいてい目が二つ付いていて 鼻筋がその間を通り その下に一つ口がついている 美人とか 可愛いとか イケメンとか そう言われる人もいれば そう言われない人もいるが 顔の造りは 皆、前段のとおりである 目が離れすぎていても 良い場合もあり悪い場合もあり 口が大きくても 良い具合である場合... 続きをみる

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  • 思想も哲学も失敗を前提とする夢の一側

    思考に対し 確実性が求められているわけではない 少なくとも 生きることなどの実践よりも 確実性は求められていない 思考は 浮き雲のように 現れては消えてゆく あるいは 蜘蛛の子の様に 沢山産まれては ほとんどが成熟する前に死滅する 上手くいかないのが当たり前 上手くいったらめっけもの 思考の位置づ... 続きをみる

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  • 万能への憧れと憂鬱そして破壊と生成

    年々 身長が縮む 筋肉量が減り 脂肪量が増える 要領ばかりよくなり 失敗しそうなことを敬遠する これでは エネルギー消費は減る一方 使わない能力は減退する 無駄を楽しみたいものだ なんて言っていては 老化に歯止めはかからないだろう 老化防止には 無駄に巻き込まれ もがく覚悟が必要だ ーーーーー メ... 続きをみる

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  • 未来に過去を描く努力としての因果律

    目は前向きだ 後ろは見えない 記憶は 後ろ向きだ 過去しかない 意識は 過去にも 未来にも向いている 欲張りだ ーーーーー メモ 過去を学ばなければ 未来は見えない これは 記憶が時間経過と出来事を共存させて 因果律を見出す助けをしている成果だ ある意味 未来を見ようとしなければ 記憶は必要でない... 続きをみる

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  • 出会い魅せられ困難にぶつかり横に流れる

    ガラケーを使っていたが 故障したのを機に いよいよスマホを買った せっかく馴染んだガラケーと 縁を切る寂しさと 新しいスマホとの出会いに 希望と不安を抱きながら 購入手続きを完了した 科学技術の進歩に伴い 様々な機械が生活に侵入してくる このような侵入を受けるたびに その機械の操作方法を学び その... 続きをみる

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  • 言葉の香り 言葉の臭い

    バラのような香りを発する言葉もあれば なにとは言わないが悪臭漂う言葉もある 愛の囁きもあれば 売り言葉や買い言葉があったりするということだ 言葉に思いどおりの香りづけができるようになるには 熟練が必要だ しかし 熟練すればするほどに悪臭も目立つようにもなりかねない 無垢な子供の言葉の美しさを失うと... 続きをみる

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  • 共にあることにより生まれる価値

    かわいらしい犬や猫が 品種改良されてきた あんなのもこんなのも飼いたくなる 飼えば餌を与えたり 下の世話をしたりと手がかかる 手がかかっても飼い続けたいのだから 犬や猫が繁栄する 犬や猫の価値は 犬や猫が決めるのではなくて 人間が決めているらしい * 細胞の中に細胞内小器官がある この細胞内小器官... 続きをみる

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  • 付加価値に囲まれて育つ融和への傾向性

    服を着替えると 気分が変る あの服を着ている自分と この服を着ている自分は別物だ * 素敵な車を乗っている人がいる 最新のスマホを自在に操っている人がいる 私が持っていないものを 持っている人を眺めては あれを私が手に入れれば わたしの素敵に変わることができる そんな幻想を抱くことがある * 人さ... 続きをみる

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  • 価値があると考える故に価値がある

    モデムの故障で インターネットへの接続が 途切れてしまった このことが原因となり 様々な差し支えが予想され 困ってしまった まるで病気になったような気分で 修理業者の到着を待つ羽目になった いつから こんなにインターネットに依存して 生活するようになってしまったのだろう 電話が普及すると電話が当た... 続きをみる

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  • システムの中で存在意義が循環する

    朝、ミカンの外皮をむいて 食べようとしたときに電話が来た 電話の話に夢中になり ミカンの皮をむいたことを忘れていた 夕方、外皮がむかれたミカンを発見した 内皮がカサカサに乾いていたが まだ、中はみずみずしいままであったので まあまあ美味しく食べることができた * ミカンの外皮の存在意義を考えさせら... 続きをみる

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  • 前提たる情報に奉じる

    生きているから競争できるのか? 競争に勝つから生きられるのか? 鶏と卵の前後関係のような関係だ しかし目的論的に考えると 競争は手段のひとつであり 大きな目的は生きることであると考えられる ウィトゲンシュタイン先生の有名な言葉に 「語り得ぬものに対しては沈黙しなければならない」 というのがある 「... 続きをみる

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