感覚と未来:クマの出没ニュースを聞きながら
浄化槽の菌類は
餌となる糞尿がなくなると
共食いを始めるという
生きた菌をたべるのか
よくわからないが
すくなくとも
死んだ仲間を栄養にしてでも
生き永らえようとするところに
従属栄養生物の宿命を感じる
光合成をして栄養を創り出す植物のような独立栄養生物とは違い
生命の残骸を食べなければ死んでしまうのが
従属栄養生物の宿命である
人間もクマも従属栄養生物である
フンコロガシも従属栄養生物である
フンコロガシは平和な生き物で
食物を殺めることはない
人間やクマが殺した植物や動物などの生き物が
消化されずに排泄された糞を食べるのであるから
自らは殺めないことで
平和主義を気取ることが出来る生き物である
しかし
人間やクマなど誰かが生き物を殺さなければ
生き永らえない種族である
フンコロガシは平和主義者であることを
人間やクマに威張ることはできるであろうか?
従属栄養生物としての
誇りと慎み深さは
凡庸な平和主義を否定しなければならないう
戦争のない平和な未来は
残酷な思想の中にも
きれいごとだけ思想の中にもないのであろう
汚れたら
風呂に入りきれいにする
そして
また汚れる
思想も大変である