ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

存在と能力:現象を運ぶ今

catsdoodle


伝統行事が伝承されてゆく


伝承されなければ

衰退し

伝統は潰えてしまう


伝統として選択され

淘汰されないためには

伝統は

伝統を引き継ぐべき人々を魅了しなければならない


ここに

伝統文化にそれぞれ独特な魅力が存在する理由がある


人生の喜びが

次の世代を生み

育み

人類を

遠い未来へと運んでゆくように

伝統文化の魅力が

伝統文化を存続させてゆくのである


同じように

今生きている生き物たちは

それぞれに

皆

魅力的なのである


そして

それぞれに

何かの魅力に憑りつかれ

その何かを

次の時代へ運ぶ使者を演じている


私も

何かの現象を巻き起こし続けている


息を吸い

息を吐き

手を動かし

足を速め

何かを未来へ運んでゆく


意識的な意図と共に

あるいは

無意識的な意図と共に

偶発的な意図と共に

現象を未来に運んでいる

ありがとうございました

存在と能力:現象の持続と変節と感情と

catsdoodle


現象は

自然発生し

自然消滅する


人為的現象は

意図的に発生し

意図的に消滅させることが出来る


生命現象は

意図的に発生し

いつしか消滅してゆく


意図があってもなくても

現象は消滅してゆく運命にある


この消滅してゆく運命に抗う能力により

意図が生まれる


自らの意図

他者による意図


様々な能力が

様々な意図を生み

様々な現象を巻き起こし

時に

消滅に抗い

存在を持続させてゆく


人間には様々な感情が備わっている


感情は

私の意図であり

もっと大きな生命の意図である


消滅に抗おうとする

戦略的意図である


カンブリア紀の頃に生まれた意図なのだろうか?


もっと前に生まれた意図なのだろうか?


ミドリムシは

光の方向へと舵を切り

その方向へと泳いでゆく


光を当てると

数多くのミドリムシが

一斉に動き出す


光が当たった時

ミドリムシの身体の中で

何かの変化が一斉に発生する


そんな一連の変化の中で

「よかった」という感情も

もしかしたら

生まれては消えているのかもしれません


朝

日が昇ると

無数の生き物が動き出す


彼らの中で

どんな変化が起こっているのだろう


きっと意図的な何かが

動き回っているのだろう


消滅から遠ざかるために

前へ

ありがとうございました

存在と能力:他人行儀な嘘たちの藻屑

catsdoodle


他人行儀という言葉があり態度がある


猫を被ったり

狼が羊の皮を被ったりと

人間は忙しい


こうした能力を発揮しながら

世間の荒波を乗り越え

人生を創り上げてゆくのが

人間というものらしい


「自分ではない自分」という殻を被り

世間と対峙するのである


そして

不適切な殻を被ったり

殻を被り忘れて「素の自分」を晒したりすると

「恥ずかしい」と思うようにできているのである


裸は「恥ずかしい」のである


隠すべきものと定められたものを隠し

世間と対峙しなければ

「恥ずかしい」のである


子供の頃

親でない大人と会うことが恥ずかしかった


「人見知り」をしながら

子供は

「状況に応じて

 どのような殻を被るのか」を

学習してゆくのが人間の流儀なのであろう


学習が進むにつれ

「恥ずかしい」を感じることが少なくなり

「人見知り」もしなくなる


そんな「殻を被った私」は

「素の自分」から見れば「他人」である


私は

「他人」を装い

世間と対峙しているのである


「殻を被った私」が

他人行儀に「素の自分」をたしなめる


「そんな野蛮なことでどうするんですか?」


「もっと立派になってもらわなくては

 私が困ってしまいます」


どうやら

「素のわたし」は

「恥ずかしい」存在であるらしい


「世間に出て

 恥ずかしくないような大人にならなければならない」

と

羞恥心に教えてもらいながら

私も育ってきたようである


大人が「良い子」と判断する子供は

「嘘をつける子供」であるというのが

アメリカの疫学調査の結果と聞いたことがある


「良い子の殻」を被った子供たちが

嘘で自分を覆い隠しているのである


世間と対峙するということは

そういうことのなのだろう


何が本当で

何が嘘なのか


世間というものがわかりにくいのも

それが原因なのだろう


他人行儀な嘘が

今日も世間を実しやかに闊歩している


私も何食わぬ顔をして

世間の体を表現しながら街を歩いてゆくだろう

ありがとうございました