規則的相当性:外来性規則の刷り込みについて
話者は
言語の規則を踏襲しなければならない
話者にとって
この外来の規則を学ばなければならないので
言語の習得が済むまでは
言葉を発しても言葉にならないし
聴者にとっても
言語の習得が済むまでは
話を聞いても
鳥の声を聞いているのと同様に
何を伝えようとしているのかわからない
発音や表記そのものに言語が宿っていれば
それを見れば
それが何を意味しているのか分かるのかもしれないが
発音や表記の外になる規則が
発音や表記に意味を持たせているのだから
その規則を習得しないわけにはいかない
規則を習得してしまえば
声を聞き意味を知り
文字を見て意味を知ることが出来るが
これは
発音や文字とその外にある意味との関係が
規則相当性をもって習得されているからに違いない
この様に外来性の規則により
発音や文字が交換され
意思疎通がされている
学習により外来性の規則を
発音や文字に刷り込ませている成果である
DNAの塩基配列とアミノ酸の関係も
外来性の規則であり
DNAの塩基配列そのものにアミノ酸と結びつく規則性があるわけではない
こうした規則がどこから来たのか?
神様から授かったのか?
そんな神様がいたとしたら
今も神様は生きているに違いない
言葉は次々と変わってゆくのであり
01011101というような数字も
文字に変換し得るようになったのである
外来性の規則が
事象に別の意味を持たせてゆく
その規則により
事象の価値が変わってゆく
神も紙幣となれば
紙屑ではなくなるのである
規則を刷り込み刷り込み
私は変わってゆく
私は
外来の規則に縛られて
私の自由から遠ざかる