構造と恒常:肉体がつなぎとめる多様な世界
邪魔者がいない方が良い
恒常性維持の枠組みにとって
予定している反応の連鎖を阻害する邪魔者は
排除しなければならない対象である
二人だけの世界は
こうした要請から作り出すべき世界となる
遺伝子が誘導し構築される構造と
理性が誘導し構築される構造が
入り乱れた意識の中で
様々な世界が現れてはまた消えてゆく
自律的なようでいて
他律的なような意識の世界
様々な邪魔者が現れ
次の支配者として君臨し
意識の中の世界の中を浮沈している
そのどれもが私である
私は
私の主催者であり
邪魔者である
このようなバラバラになりそうな意識の世界を
肉体がようやっと一つにつなぎとめている