定義と現実:実践が結ぶ定義と現実
定義と現実を
実践が結び付けている
*
ひとつのおはじきを
もう一つのおはじきと隣り合わせに移動させ
「1+1=2」と説明する
このような状況において
おはじきという現実と
数式の定義を混在させた知覚が成立する
現実の硬く重いおはじきは
頭の中に無く
数字も「+」も「=」も
現実の中には無い
おはじきと数式は
感覚の定義ので相当性があるとされる
おはじきの視覚映像と
「1+1=2」の数式が
何らかの定義に従い
意識の中で交じり合うのである
*
2つ並んだおはじきの一つを
指ではじいて遠くに飛ばして
「2-1=1」と説明する
おはじきをはじくという実践的行為により
「2-1=1」という概念を
現実の中で再現している
*
現実を取り込む感覚
現実を動かす指の運動
共に
人為的実践であり
こうした実践が
定義と現実を結び付けている