ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

思考と実践


エネルギーを確保するため
エネルギーに触手を伸ばし摂取して
システムを保持してゆくのが生命だ


生命は
システムの保持のみならず
システムの増殖にもエネルギーを注いでいる


システムの保持が完璧でないので
増殖がなければ補完できない
この意味では
増殖も広義の保持機能といえるだろう


いずれにしても
エネルギーが必要だ
エネルギーを求めて流離い
エネルギーを集めて
これを都合よく利用する


どう集め
どう利用するか
これを実践するのが生命だ


ーーーーー
メモ


餌場や水場に行けば
捕食者に狙われる可能性が高い
それでも
餌場や水場に被食者が集う


サバンナによくある映像だ


捕食者の立場に立ち
被食者の立場に立ち
その映像を眺め
喜んだり
悲しんだり
涙したり
ため息をついたりする


生き物としての共感が
様々に訪れる


エネルギーを確保するために
エネルギーを使う
そんな仲間としての
共感だ


確保すべきエネルギーの枯渇を恐れながら
サバンナを流浪するヌーの群れが
ワニのい河を渡ってゆく
さながら戦争だ
群れは犠牲を払いながら進んでゆく


・・・進む先にあるのは
   何だろう?


   あるのは
   おそらく
   昨日とよく似た明日であろう


   大いなる休息は訪れない・・・


エネルギーの流れが
劇的に躍動するサバンナに
雄大な夕日が沈む


せわしない活動の一時の休息


また明日
また明日
続いてゆく未来がある


休息にもエネルギーが必要だ


思考もエネルギーの消費の場面だ
考えてばかりでは
エネルギーが枯渇するばかり


実践が必要だ


エネルギーを呼び込むために
これを消費する
そんな流れを実践するのだ


素直な流れではない


複雑に折れ曲がり渦を巻く
それでいて統制された
壊れながら再生する
エネルギーの滞留システムを実践するのだ


このような流れに比べれば
思考はとても素直なものとして
単純に加工されているからありがたい

×

非ログインユーザーとして返信する