主体と客体:主体から逃げたりする客体たち
話をするとき 私は言葉に私の気持ちを込めてゆく 話を聴くとき 私は言葉の従物となり 私を忘れる 話をするとき 私は 私の言葉に 飾り立てた私を装う そうして 本当の私を見失う やがて 言葉の世界は虚構を漂い 本当の私は そこから離れて 一人佇む 傍らの猫を膝に乗せるのだけれど しばらくすると ふい... 続きをみる
砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。
話をするとき 私は言葉に私の気持ちを込めてゆく 話を聴くとき 私は言葉の従物となり 私を忘れる 話をするとき 私は 私の言葉に 飾り立てた私を装う そうして 本当の私を見失う やがて 言葉の世界は虚構を漂い 本当の私は そこから離れて 一人佇む 傍らの猫を膝に乗せるのだけれど しばらくすると ふい... 続きをみる
流通している貨幣に価値があり 使用されている言葉に意味が生れる 私の価値や意味も 私が動く中で生まれているだろう そして 動かなくなると消えてゆくだろう 構造は このような動きの中にある 私という構造は 私単独では成立していない そこで不満が募ることになる 私の意で 私を構成できないのである 他者... 続きをみる
人間性は 現実を否定する能力の上に成立する虚構である 否定するという行為に 他の動物にはない 人間らしさを感じるということだ たとえば 悪魔と天使の会話は 否定しあう思考の対峙だ 現実や 動物としての本能を そして 今ある現実までもを 否定して 虚構を実現しようとする 創造力 時に自分する否定して... 続きをみる