主体の反応とその対象
主体があり
対象があり
対象に対する主体の反応がある
このようなシステムにおいて
3つの関係がある
①主体と反応の関係
②対象と反応の関係
③対象と主体の関係
である
①は
観察により反応を変えるといった
観察と反応
感覚と運動の関連形成といった
内的機構の問題であり
現象学的な課題だ
②は
①の結果として現れる表現型としての一時的な関係である
③は
①②の原因でもあり結果でもある統合的関係である
また
④主体の反応に対する対象の反応
⑤対象の反応に対する主体の反応
といった関係からも形成される関係である
反応には強さがある
強さは
反応が現れる確率の高さと
反応の大きさである
強い反応で形成される関係は
強固なシステムを形成し
弱い反応で形成される関係は
緩いシステムを形成する
相対的には
体内現象は強いシステムであり
社会性といった個体間関係は弱いシステムだ
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メモ
攻撃的な対象に対する反応と
友好的な対象に対する反応は異なるものになりやすい
このような異質な反応があることから
平等性は失われてゆく
嘘つきに対する反応と
正直者に対する反応も異なるものになりやすい
このような不平等のような対応も
不公平ということには単純にはならない
嘘つきでも魅力的であったりするから
多システム内の関係は
複雑で予測不能性が高くなる
ありがとうございます