組み合わせの妙という結果的必然
生命が誕生したとき
人間が進化する未来への道筋は
ほんの些細な可能性として存在していただろう
あまたある生命の潜在的可能性の中で
なぜ今いる生き物が生存しているのか?
その答えは
歴史の過程における取捨選択の固定化にあり
偶然の結果的必然の中にある
組み合わせは偶然が左右する
確率的現象だ
二つのサイコロを振り
同じ目が出る
いわゆるぞろ目になる可能性は
6分の1だ
ぞろ目になれば
もう一度サイコロを二つ振ることができることにすると
もう一度サイコロを振れる確率は
やはり6分の1ということになる
このような世界で
ぞろ目が現れる確率を高める仕組みがあり
このような仕組みをつかうと
サイコロを振り続ける可能性も高くなる
このような確率を変える仕組みは
そのもたらす結果により存在意義を評価できる
結果から眺めてみれば
ある目的に沿った確率を高める仕組みに必然性を感じることになる
歴史がもたらす必然性
結果が導く必然性
このような必然性が
組み合わせの確率を変える仕組みにより創出される
あまたある組み合わせの中から
何が選ばれるのか?
何を選ぶのか?
選択できるということ
この仕組みが
結果的必然世界を創出している
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メモ
機能には
目的がある
目的がなければ
機能を発揮する必然はない
偶然で充分だ
目的があれば
それに向けた機能を高めればいい
わかっていても
なかなか継続できないと
機能は高まらない
継続の価値がここにある
振り返れば
努力を積み重ねた成果が結果として現れてきている
結果的必然だ
ありがとうございます