ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

感情と命名された道標


小さなアブラムシが
身を寄せ合って
植物の栄養を横取りしている


そのアブラムシの集団に
アリが乱入して
アブラムシが分泌する蜜を
横取りする


植物は
なされるがままに
風に揺れている


生き物たちは
『どうすれば自分の得になるのか?』
この命題に対する答えを
きちんとわきまえているようだ


大空を舞う大鷲は徒党を組まず
田畑にたむろする雀は集団をつくり
一羽が飛び立つと
皆、次々と低空に飛び立つ


雀も
ひとりでいるのが寂しいのだろうか?


感情は
『生き方』を教えてくれる道標


人間には
千差万別の生き方があるらしい


様々な感情や思いが交錯する


複雑な道標が用意されている


ナビがあればありがたい


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メモ


目的地がはっきりしなければ
ナビがあっても無用の長物だ


他律に与して
流れに乗り
自律に与して
時に流れに逆らい

気分次第にさすらうのも

楽しかろう


他律的に『自主自立』に与するのも
人間の特性だ


言葉を話せることは
言葉を聞けるということだ


ナビに操られることに
気楽な心地よさを感じるということは
「『他律的に生きよ』それも可なり」
そう遺伝子が囁いてくれているのだろう


ありがとうございます

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