構造と恒常:困った時の神頼み
困った時の神頼み
自信満々に生きている時もあるけれど
人間は弱い生き物であり
生きるために
何かと何かを頼りにしたくなる
そもそも
根本的に
生きることはとても困難なことなので
死と背中合わせに生きているのが実情である
だから
死ぬことよりも
生まれることを多くして
なんとか
生をつないでゆくのが
生命の務めとなっている
人間様と例外ではなく
自信満々でいることの方が不自然で
いつも何か不安におびえていることの方が自然であろう
困った時の神頼み
助けを求めるのである
構造が崩壊する危機は常に存在し
その危機を逃れるため
助けを求めるのである
危機に瀕した時
神様のような人が現れ助けてくれると
生き永らえることが出来
神様に会えなければ
死んでゆく
そんな自然淘汰の運命の中で
今こうして生きている人は
神様に出会っているのである
肝臓にとって
心臓は神様の様な臓器であり
心臓にとってもまた
肝臓は神様の様な臓器である
神様との出会いを恒常的に維持しながら
構造が時を超えてゆき
組織化が進んでゆく
生命組織も
社会組織も
こうして遷移しながら生きながらえて来た
進化の系譜である