ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

言語の権威主義


「今よりもよくなりたい」


「今よりもよくなる」


このような言葉の裏側には
それを実現するための
周囲からの支えが必要だ


まわりからの
「今よりもよくしてあげたい」
そんな気持ちが沢山あってこその話だ


むろん
自分もそんな気持ちになって
周りの人を
もっとよくなるようにしてあげることも
含みながらの話でありたい


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メモ


言葉には
言葉に応じて体操してくれる周囲の気持を
あらかじめ想定しているところがある


もっと広げていえば
言葉には
追従すべき実践が想定されているのだ
平たく言えば
「こう言えば、こうなるはずだ」と
考えながら言葉が発せられるということだ
・・・なんとも高慢である


しかし
こんな権威を言葉に付与しなければ
言葉は空回りするばかりで使い物にならない


言葉が言葉として
生き生きと使えるものにするためには
言葉が権威を持っていなければならない
このためだろう
「言葉に従わなければならない」
これが原則になっている


人に従うのではない
言葉に従うのだ
それが
言葉への尊厳だ


この尊厳が
私の発する言葉への権威づけにも
つながってゆく


今よりも良くなるために
今より良くしてあげることが大切なのと
同じ理屈だ


双方向アルゴリズムは
向かい合って尊厳を高め合わなければ消滅してしまう
そんな
共進化の関係にある存在だ
だから
「欲しいものを与え無なければならない」
このような道徳に権威が与えられているのだろう

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