年齢を重ねること
若い身体を
もう一度授かりたいものだ
身体の節々の動きが鈍り
疲れがたまりやすくなり
動くのがおっくうになる
きっと思考もそうなっているのだろう
若々しく
柔軟性があり
不安を抱えた
若々しい思考を
もう一度授かりたいものである
年齢を重ね
自分の殻をうまく世間に重ねながら
なんとなく自信をつけてきた
そして
頑固になり
体が硬くなった
あまり自覚はしていないが
時として
ガツンと気づかされる
自信など無い方が良いのかもしれない
少し怯えているくらいが
まっとうなのだろう
年々塗り重ねてきた私の殻
その中の安住に
引きこもってばかりはいられない
少し
怯えているくらいが
まっとうなのだろう