ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

能動的反応:支配のSDGs


身体がこわばると
思うように動けなくなる


関節が硬くなると
スムーズに動けなくなり
すぐに疲れてしまう


こわばったり
硬くなるのは身体であり
そう思ったり
疲れたと感じるのは意識の役割だ


身体が
意識に不調を知らせているということなのだろう


うがった見方をすれば
  身体が思うように動いているうちは
  意識が身体を支配しているかのように思えるが
  身体が思うように動かなくなると
  意識は身体に抑圧されてしまう
ということになるだろう


意識が身体を支配し続けるためには
意識が身体を鍛え整えてゆかなければならない
言い換えれば
支配者は
支配する対象が
きちんと自分に反応するように維持し続けなければ
支配者で居続けることはできないということになる


支配することが一時のことであれば
支配者は支配する対象を摩耗させても良いのだが
支配し続けるには
支配者は支配する対象を摩耗させてはならない


この意味において
人類には地球を支配する資格があるのだろうか?


私の意識は
私の身体を老化から守り切ることはできず
身体が摩耗してゆく様を見守り続けて
やがてその死を知覚するのだろうか?
それとも
私の意識が身体を見守ることができなくなるのが
先になるのだろうか?


支配を維持してゆくことは
至難の業だ


この困難を克服しようとしなければ
支配を持続出来はしない


人類には
地球を支配する資格があるのだろうか?


困難を克服しようとする
大きな意思はあるのだろうか?


私には
私が地球を支配しているとは到底思えない


地球はあるがままに変わってゆき
その地球に私は支配され続けてゆくのだろう


幾多の生命種が歴史の中で絶滅をしてきた


しかし
絶滅を逃れた種が生命の系譜を紡いできた


これからも
地球の支配をかいくぐる力を発揮できた種が
生命の系譜を紡いでゆくのだろう

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