ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

能動的反応:自由が描く夢


自由は
大きく二つに分けられる


破壊の自由と
創造の自由だ


前例踏襲を止める自由と
前例を新たに創造する自由ということもできる


自由というのは
実現するとなると大変で
たとえば
タバコやお酒を止めるという自由は
なかなか実現できない


タバコやお酒ではなくても
踏襲されている前例というものには
それなりに悪いことがあっても
それ以上に都合が良いことがあるもので
なかなか止められるものではない


止めようとすると
その良い部分がなくなって全体として悪化してしまい
止めるに止めれないということになりかねない


逆に
何か新しい前例を創るのも
とても大変だ


身体にとてもいいと思い始める運動も
なぜだか三日坊主で終わってしまったりする


三日坊主と言えば
正月の今年の目標も
春になり桜が咲くころには忘れてしまっていたりする


何かいいことがあるから始めたことも
それ以上に都合の悪い何かがあると
なかなか続けられるものではない


無理やり続けようとしても
悪いことばかりが頭の中で増幅して
はじめたばかりはとても良いことだと思っていたことも
良いことだと思えなくなってしまう


そんな訳で
自由も求めて様々な試みを頭の中で企てるものの
なかなか
止められず
続けられず
自由を実現しようにも
自由はなかなか実現しない


そして
慣れ親しんだ日常を繰り返す


慣れ親しんだ日常を
そつなくこなしていればよいものを
なぜかその日常に飽きてしまい
また
意識が日常に文句をつけ始め
何かを止めようとしたり
何かを始めようと
再び自由が夢を見始める


自由は何者か?
何処より来りて
何処へ行くのか?


我々は自由とともに何処へ行くのか?

×

非ログインユーザーとして返信する