ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

能動的反応:「正しい」を創る集合体


生命は
生きている状態を維持する集合体だ


だから
生命は
「正しい」を創る集合体ということもできる


集合体を維持するために必要な現象が
正しい現象であり
集合体を維持を危機に貶める現象が
悪い現象であるからである


正しい現象は正常であり
悪い現象は異常であるから
集合体の秩序としての「常」が維持される


生命は結界を設け
この正常と異常を維持する範囲を定め
この結界の内部を
正常で満たし
異常を排斥する努力を続け「常」を維持する


結界内部が大きなグローバルな命も
結界内部が小さなローカルな命も存在する


結界内部の正しいが先鋭化している命も
結界内部の正しいが緩慢とした命も存在する


大きくても
小さくても
強い規範でも
弱い規範でも
集合体が集合体としての「常」を存続できれば
命が紡がれる


命が「正しい」を創造し
それを保持し続けながら命を紡いでいる


それぞれに個性的な「正しい」が
それぞれに個性的な命を紡ぎ続ける


だから何時だって
私にとって私は正しい


私が間違うのは
私は正しいが
私が正しく動けない時があるからだ


失敗したときに
言い訳をしたくなるのはそのせいだ


まあ
言い訳したくなる余裕があるのだから
言い訳ができる失敗は大した失敗ではない
だから
本当は、言い訳などしなくてもいい


でも言い訳をしたくなる


私は正しくなければならないと
心の奥底から声がするからだ


私は正しいのだ
私は正常だ
私は普通だ


そういう幻想が湧いてきてくれるから
私は私の命を紡ぎ続ける


私のこのような主観的思想が
私を必死で支えてくれている


私は正しい
私が生きることは正しいことであり
決して否定できない「正しい」ことでなければならないのだ


ということで
自己肯定感は
生命の尊厳に通じるとても有用な感情だ

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